キャンプ初心者にとって、テント選びは重要なポイントです。適切なテントを選ぶことで、快適なキャンプライフが実現できます。
このページでは、キャンプ用のテントの基本情報から選び方のポイント、さらにはおすすめ商品まで幅広く紹介します。テント選びの参考にしてください。


- テントとは
- テントの選び方
- おすすめのタープ
- 初心者Coleman/ コールマンBCクロスドーム/270 - 2000038429
- 初心者テントファクトリー/ TENT FACTORYフォーシーズントンネル 2ルームテント L - TF-4STU2-NL
- おしゃれogawa/ キャンパルジャパンオーナーロッジ ヒュッテレーベン - 2254000000
- コスパBUNDOK/ バンドックBUNDOK ツーリングテント UV - BDK-18
- 最強スノーピーク/ snow peakランドロック - TP-671R
- 最強Nordisk/ ノルディスクAsgard 19.6 Tent - 242024
- 最強テンマクデザイン/ tent-Mark DESIGNSサーカスTC BIG
- テントAI分析ランキング
- 1位Coleman/ コールマンツーリングドー ム/ST - 2000038141
- 2位ベアーズロック/ Bears RockBears RockAXL-601 テント ワンタッチ ワンタッチテント 大型 6人用
- 3位ベアーズロック/ Bears RockBears Rock TS-201 2人用ツーリングテント フライシート
- 4位CampersCollection/ キャンパーズコレクションCampersCollection キャンパーズコレクション プロモ キャノピーテント 5 BE CPR-5UV
- 5位DOD/ ディーオーディーワンポールテントM タン - T5-47-TN
- 6位ユージャック/ UJackUJack ユージャック テント ワンポールテント Desert300 1~4人用 コットンインナー
- 7位スノーピーク/ snow peakアメニティドームM - SDE-001RH
- 8位Coleman/ コールマンBCクロスドーム/270 - 2000038429
- 9位DOD/ ディーオーディーライダーズワンポールテント タン - T1-442-TN
- 10位YOKAヨカ ワンポールテント ヨカティピー YOKA TIPI ダークカーキ YOKA033
テン トとは
キャンプ用のテントはポールと生地から構成され、宿泊・休憩を目的として野外で快適に過ごせる空間を作り出すキャンプギアです。
雨、風、虫などを避けて快適な睡眠をえるためにキャンプでは必須のキャンプギアです。
ドーム型、トンネル型、ポール型、ベル型などさまざまな形状があります。
キャンプ用テントの類似商品として登山用品テントがあります。しかしキャンプ用は快適性や利便性、登山用は軽さを重視と、両者の性質は大きく異なりますので、間違わないように注意しましょう。
またレジャー用のポップアップテントもありますが、キャンプ用途では耐水性などの問題があり使えません。
特徴

テントは雨、風、強い日差し、虫の侵入などを防ぐため、野外に閉じた空間を作り出すのが特徴です。
しかし断熱性能はさほど高くないため、防寒や防暑のためには薪ストーブや電化製品など他で工夫する必要があります。
テントは広い空間を作り出すために強度が高く、防水性のある生地で全体を覆ってあります。また高さを作り出すために金属製のポールで生地を支えます。
キャンプ用のテントは派手な色が少なく、自然になじむベージュ色、茶色、緑色などアースカラーやモノクロ系の白色、灰色、黒色のテントを多く見かけます。
種類
テントはポールの使い方とできあがる形状によって、大きく次の 7 つに分類されます。
種類 | ポールの使い方 |
---|---|
ドーム型 | 逆 U 字形のポールを交差させた半球形 |
ポール型 | テントの内部中央にまっすぐなポールを垂直に立てた円すい形 |
ロッジ型 | テントの四隅にまっすぐなポールを立てた家型 |
トンネル型 | 半円型のポールを並べて立てた半円柱型 |
A 型 | 寝かせた三角柱型で入り口が三角形側 |
パップ型 | 寝かせた三角柱型で入り口が長方形側 |
インフレータブル型 | 金属などのポールを使わずに浮き輪のような空気の力で自立。外見の形状は様々 |
それぞれドームテント、トンネルテントなど形状が呼び名になっています。
また部屋数により
部屋数 | 呼び方 |
---|---|
1 部屋 | シングルテント(寝室のみ) |
2 部屋 | 2 ルームテント(寝室とリビングスペース) |
3 部屋 | 3 ルームテント(寝室2つとリビングスペース) |
と呼ばれます。
これらの呼び方に明確なルールは無く、各メーカーや販売店で多少の差異があります。
また、テントと外からの見た目は一緒ですが、床面に生地がなくインナーテントもセットに入っていないタイプが存在し、その場合はシェルターと呼び区別することがあります。
その場合はインナーテントを別途購入が必要が必要ですので注意しましょう。
他にも小型のテントの場合、フライシートの有無で
- シングルウォール型
- ダブルウォール型
の2つに分類されます。シングルウォール型のほうが設営、撤収が簡単になりますが、結露が発生しやすいなどのデメリットが存在します。
ドーム型
ドーム型のテントは全て広義で「ドームテント」と呼びます。
ドーム型で 2 ルームテントの商品を「2 ルームテント」と呼びます。
ドーム型のシングルテントの中で、 1 人用の小型の商品を「ソロテント・ツーリングテント」と呼びます。
また 2 人以上向けの商品を狭義で「ドームテント」と呼びます。
他に傘のフレームのように広げるだけで設営ができる「ワンタッチテント」もあります。
ソロテント・ツーリングテント 商品一覧、ドームテント 商品一覧、2 ルームテント 商品一覧、ワンタッチテント 商品一覧
ポール型
ポール型のうち、ポールが 1 本で側面がポールの天辺から地面までまっすぐな商品を「ワンポールテント」と呼びます。モノポールテント、ティピーとも呼ばれます。
ポールが 1 本でも側面が立ち上がった商品を「ベルテント」と呼びます。
ポールを 2 本使うものを「2 ポールテント」と呼びます。ツーポールシェルターとも呼ばれます。
ワンポールテント 商品一覧、ベルテント 商品一覧、2 ポールテント 商品一覧
ロッジ型
直方体に三角形を載せた家型の外見を持つ商品を「ロッジテント」と呼びます。鉄骨テントとも呼ばれています。
トンネル型
半円柱のテントをトンネルテントと呼びます。かまぼこ型」、いもむし型とも呼ばれます。
A 型
出入口がアルファベットの A の形状のテントを「A 型テント」と呼びます。A フレームテントとも呼ばれます。
ボーイスカウトで昔から使われているテントの形状です。
パップ型
2 ポールテントをソロ用に小型化したような形状のテントを「パップテント」(Pup Tent = 子犬のテント)と呼びます。
ポールは三角形など色々な商品があります。側面を大きく持ち上げポールで支え、簡易なタープの使用出来るのが特徴です。
その他ユニークテント
上記では分類できない独特の形状や、複数の形状を融合させたような形状を持つテントもあります。
他に変わった所だと、車の天井に設置するルーフテントがあります。
テントのよくある質問
何年ぐらい使えるの?
生地がポリエステルだと 5〜10 年。生地がコットンだと 10〜15 年が目安です。ただし使用回数、使用後の手入れの質、保管方法により大きく変わります。
どこで買えるの?
キャンプ用品専門店、スポーツ用品店、登山用品店、ホームセンター、メーカー公式サイト、Amazon などの EC サイトで購入できます。
ご自宅の近くに Wild1 などキャンプ用品専門店があるならそちらが、無い場合は公式メーカーが運営している Amazon などが確実に保証されますのでオススメです。
登山用テントじゃ駄目なの?
登山用テントの安い製品はキャンプ用に比べて狭い、換気性が悪いなど居住性が低い商品があるのでおすすめできません。高品質の製品は、近年では居住性が高いものも増えてきていますが、悪天候にも対応できる製品のため、キャンプ用テントに比べて価格は高めです。
テントの選び方
シングルドーム型、2 ルーム式、ワンポール型、ベル型などなどいろいろな形状があり、たくさんのメーカーからいろいろな特徴を持って販売されているテントはどうやって選べばよいのでしょうか。
選び方のヒントをお教えします。
見た目で選ぶ
テントは見た目が機能的、おしゃれ、武骨のいずれか に当てはまるものが多いです。
それぞれ用途、目的、特徴が違うので形状が異なるのですが、テントを選ぶときに一番重要なのが見た目です。
見た目を優先した結果、他の要素でさまざまな不便、不都合があってもそれらは手間を掛ければカバーできます。見た目がお気に入りなら多少手間が増えても気になりません。
しかし、機能性を優先して見た目が納得しない商品を購入してしまうと、細かい、不便、不都合が気になり、最終的にはキャンプ自体が楽しく無くなります。
家族みんなで意見が異なり、なかなか決まらないこともあるでしょうが、よく話し合ってできるだけ見た目は妥協しないようにしましょう。
利用人数で選ぶ
テントは床面積から利用人数の目安があり、店頭やネットの EC サイトには何人用のテントかの記載があります。わからない場合はメーカーサイトで確認できます。
荷物を置くスペースも必要ですので、3 人家族なら 4 人用、実際が 4 人家族なら 5-6 人用と+ 1 名分大きめのサイズを選択したほうが快適です。
しかし過剰に大きすぎると、その分収納サイズが大きくなり、運搬の労力が増えるので注意してください。
難易度で選ぶ
テントはポールと生地を組み立てるだけで済むもの(自立型)と、ペグ(地面に打ち込むクイ)を何本も打ち込む必要があるもの(非自立型)に分かれます。
ペグ打ちは下の地面の状態や天候を見据えてペグの大きさや打ち込む深さの調整が必要で一定の経験値がないと失敗しやすいです。そのため前者の自立型のほうが初心者でも失敗しにくいです。
また利用人数などで合うものがあるならば、さらに組み立てが簡単なワンタッチテントも候補になるでしょう。
難易度が低い自立型に分類されるのは形状がドーム型、ロッジ型のものです。難易度が高い非自立型はポール型、パップ型、トンネル型です。
価格で選ぶ
特に初心者の方は無理に高いテントを選ぶ必要はありません。
高い商品ほどハードな環境でも快適であるとか、重量や耐久性に優れているなど価値があるのは確かですが、初心者がそのメリットを感じることは少ないです。
一方、中国製などの安い商品も売られていますが、こちらもオススメできません。
中国製でも品質が良い当たりの商品もあるのですが検品が甘いため品質のばらつきが大きく縫製が甘く雨漏りする、すぐにフレームがゆがむなどのトラブルが頻発しがちです。
そのためハイエンド、ローエンドのモデルは避けて、ミドルレンジがオススメです。
具体的には 4 人家族だと 2 ルームの実売価格が 4〜6 万円程度の大手メーカー、エントリーモデルが無難です。
大きさ・重さ・収納性で選ぶ
キャンプの荷物は増えていき、車への積載がドンドンつらくなっていきます。また自宅での収納場所にも困ります。ファミリーキャンプで
- マンションに住んでいる
- 車のタイプがミニバンではない
- 幼児がいる
のいずれかに当てはまる場合、2 ルーム式を選択し、タープなどは買わないのがオススメです。
設営時の自分なりのアレンジ幅が狭まりますが、荷物が減り設営も楽になるメリットがありま す。
それでもタープを使いたいのならばちょっと難易度があがりますが、シングルポール型がオススメです。
テント内部の空間の広さは
- ロッジ型 > ドーム型・トンネル型 > ポール型
です。シングルポール型は内部空間が狭い分、生地が減りそれを支えのに必要なポールの重量も減ります。
素材・生地・耐久性で選ぶ
テントの生地は
- ポリエステル
- ナイロン
- コットン
- ポリコットン
の4つに大きく分類されます。
合成繊維のポリエステル、ナイロン。天然繊維のコットン(綿)、ポリエステルとコットンを混ぜて両者の良い所取りを狙ったポリコットンです。
それぞれのメリット、デメリットは以下の表のとおりです。
評価項目 | ポリエステル | ナイロン | コットン | ポリコットン |
---|---|---|---|---|
通風性 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ |
吸湿性 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ |
含水性 | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ |
速乾性 | ◯ | ◎ | ✕ | △ |
難燃性 | △ | ✕ | ◎ | ◎ |
重量 | ◯ | ◎ | ✕ | ✕ |
価格 | ◯ | △ | △ | ✕ |
大きな違いはとして、ポリエステルとナイロンは水に強いが熱に弱い。コットンは水に弱いが熱に強い。ポリコットンは水にもそこそこ強く、熱に強い。
コットン(綿)だと燃えやすそうだとイメージする人もいると思いますが、実際は熱に強く、火の粉が落ちても穴が空きにくいです。
ただし色が変わったり、コーディングが劣化はするので、落ちてからも消えずにくすぶってる大きい火の粉を放置して良いわけではありません。
対してポリエステル、ナイロンは火の粉ですぐに穴が空きます。焚き火やバーベキューなどをする場合はテントとの距離に注意しましょう。意外と遠くまで弾けます。
他に素材としては紫外線で劣化しにくく、劣化しやすいなどの差もありますが、UV カットコーディングはされているのが標準ですので、その差は感じません。
またテントのポールの素材は
- アルミニウム合金製
- スチール製
- FRP(カーボンファイバーなど)
の 3 つです。
それぞれのメリット、デメリットは
生地の素材 | 重量 | サビ | 強度 | 価格 |
---|---|---|---|---|
アルミニウム合金製 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スチール製 | ✕ | ✕ | ◎ | ◎ |
FRP | ◎ | ◎ | △ | ✕ |
です。一般的なファミリーキャンプ用途であればバランスが良いアルミニウム合金製がオススメです。FRP の強度もちゃんとしたメーカーであれば余裕をもった設計をしていますので通常の利用に問題はありません。大型のテントや荒天時での利用などを想定する場合はスチール製が安心感があります。
ネットの情報量で選ぶ
テントは使い方が直感的にはわかりづらいものが多々あります。
大手メーカーは公式サイトに充実した情報が掲載されています。また人気のあるテントであれば、個人ブログや YouTube に情報があります。
特に初心者はできるだけネットに情報がある商品のほうが安心です。
しかし、小さなメーカーの場合、商品はとても良いけどネットには古い情報しかないことがあります。そのような商品は、ある程度他の商品で使い方を理解してから購入することをオススメします。
一部大手を除いた海外商品も初心者のうちは避けたほうが無難です。下手をすると英語の説明書しかありません。
おすすめのタープ
初心者からベテラン向けまでおすすめのテントをご紹介します。
コールマンColeman2000038429BCクロスドーム/270
TENT FACTORYテントファクトリー4season Tunnel Two-Rooms Tent Long / TF-4STU2-NLフォーシーズントンネル 2ルームテント L
- 高品質でリーズナブルだと評判のテントファクトリー製
- 2万円前半と格安
- この価格でグランドシート付き
- 出入口は全面がメッシュにも跳ね上げもできるので使い勝手が ◎
初心者向けのテントとしては若干価格が高めですがトンネルテントでこれより安い商品は口コミを見ると何かしら不安を覚える商品が覆いです。
若干ペグの強度に不安があるので、余裕があるならペグだけ別途購入をオススメします。
このテントの設営手順や設営後の広さ、使い勝手などはメーカー公式の次の動画がわかりやすかったので興味がある方は参考にしてください。

キャンパルジャパンogawa2254000000オーナーロッジ ヒュッテレーベン
バンドックBUNDOKBDK-18BUNDOK ツーリングテント UV
snow peakスノーピークTP-671Rランドロック
ノルディスクNordisk242024Asgard 19.6 Tent
- 高さ 3.0m、直径4.7m の広々サイズ
- ポリコットン(TC)素材で遮光性と通気性が良く、火の粉にも強い
- お座敷スタイルで 4 人家族でもタープも不要の最速設営
「ノルディスク アスガルド」はベルテントの元祖といわれています。
中でも「Asgard 19.6」は床面積が19.6m²あり、公式で 8〜10 人用と記載される大型テントです。天井が高く広い空間で閉塞感がありません。
これだけのサイズがあるとワンルームでもお座敷スタイルでリビングスペースと寝室スペースを確保できます。
薪ストーブにせよ、灯油ストーブにせよ水蒸気を発生しますので、冬キャンプは透湿性が高いポリコットン(TC)やコットンの生地を持つテントが向いています。
雪が降るような本格的な冬キャンプで引きこもるのに向いています。
冬に薪ストーブなど本格的なキャンプにチャレンジしたいと考えている方にオススメです。興味を持った人は、ぜひお試しください。
この大きさになると設営が心配になりますが、こちらの動画で女性ひとりで設営していますので参考にしてください。

tent-Mark DESIGNSテンマクデザインサーカスTC BIG
- 高さ 3.5m、直径 5.2m の広々サイズ
- 入口側半分を前室にできるので雨の日も安心。3 人家族ならタープも不要の最速設営
- ポリコットン(TC)素材で遮光性と通気性が良く、火の粉にも強い
- ダブルファスナー仕様で薪ストーブを使うなど本格派のニーズにも対応
「サーカス TC BIG インナーセットハーフ」の純正オプション品を追加がおすすめです。
サーカスシリーズは薪ストーブなどが使いやすい仕様になっており、特に冬キャンプでは良くみかける人気商品です。
またサーカスシリーズでも BIG は通常版より高さが 70cm、横幅が 1m 大きいサイズです。この差で体積だと 2 倍近く増えるのでワンポールテントのデメリットの閉塞感が大幅に減ります。
もう少し本格的なキャンプにチャレンジしたいと考えている方にオススメです。
このテントの設営手順や設営後の広さ、使い勝手などは次の動画がわかりやすかったので興味がある方は参考にしてください。

2024/03/28更新テントAI分析ランキング
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