シュラフカバー選びに迷っていませんか?そんな人のヒントになるように今回はシュラフカバーについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
また初心者向け、おしゃれ優先、最強の商品などいろいろな観点でおすすめ商品を選びました。最新の人気ランキングも交えてシュラフカバーのすべてをご紹介します。
シュラフカバーの選び方についてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。


- シュラフカバーとは?
- シュラフカバーの選び方
- おすすめのシュラフカバー
- シュラフカバーAI分析ランキング
- 1位ISUKA/ イスカゴアテックス インフィニアム シュラフカバー ウルトラライト GORE-TEX Sleepingbag Cover Ultra Light ネイビーブルー 201721
- 2位ISUKA/ イスカゴアテックス インフィニアム シュラフカバー ウルトラライト ワイド GORE-TEX Sleepingbag Cover Ultra Light Wide ネイビーブルー 201821
- 3位muraco/ ムラコタイベックサーモスリーピングバッグプロテクター SL002
- 4位ISUKA/ イスカウェザーテック シュラフカバー スーパーライト 201602 グリーン
- 5位ISUKA/ イスカウェザーテック シュラフカバー スーパーライト ネイビーブルー 201621
- 6位finetrack/ ファイントラックエバーブレススリーピングバックカバーUL ゴールデンイエロー FAG0532 GD
- 7位Mil-Tec/ ミルテックMIL-TEC スリーピングバッグ カバー COYOTE
- 8位DUCKNOT/ ダックノットダックノット DUCKNOT シュラフを入れて使うクッションカバー M レザーネーム付き M マスタード 721108
- 9位NANGA/ ナンガシュラフカバー ウォーター プルーフ スリーピング バッグ カバー WATER PROOF SLEEPING BAG COVER ブラック NA4940
- 10位アライテントE-シュラフカバー
- まとめ
シュラフカバーとは?
シュラフカバーとは寝袋を覆うカバーのことです。日本の気候は 1 年を通して気温の変化が大きく降水量も多いです。シュラフカバーを付ければ雨や結露で寝袋がぬれることを防ぎ朝まで快適に眠れます。
このページでは快適な睡眠を得る のに必要な、シュラフカバーの選び方やおすすめの商品を初心者にも分かりやすいように詳しく説明していきます。
特徴
シュラフカバーは寝袋のぬれを防ぐとともに保温力を高めるのが特徴です。キャンプをする時は必ずしも天候が良い日ばかりではありません。急に天候が悪くなったり霧が出たりすることがあります。
結露は例えば次のような条件で発生します
- 湿度が 80%で外とテント内で 3℃ の気温差がある
- 湿度が 50%で外とテント内で 10℃ の気温差がある
そのため雨天時や霧が出ているような天候、もしくは寒冷期にテント内でストーブなど暖房器具を利用すると結露は発生しやすいです。
結露が発生すると天井や側面から水滴が落ちてきたり、床面の水分が染み出してきて寝袋がぬれます。寝袋はぬれると保温力が落ち本来の温かさを保つことができなくなります。
特にダウン素材の寝袋はぬれると大きく保温力が失われてしまい、眠れないほどの寒さで体調を崩してしまう場合もあります。
このような結露や雨のぬれから寝袋を防いでくれるのがシュラフカバーです。寝袋の上に被せるので空気の層により保温力向上の効果もあります。

上記の「モンベル ドライテックプラス スリーピングバッグカバー」は独自の防水透湿素材を使用したシュラフカバーで軽量性に優れています。
メリット:寝袋が 雨や結露でぬれない、保温力が上がる
シュラフカバーには次のメリットがあります。
- 寝袋が雨や結露でぬれない
- 保温力が上がる
- 寝袋が汚れない
寝袋がぬれるのを防ぎ保温力を上げてくれるだけでなく、寝袋を汚れから防ぐこともできます。
特に高価なダウン素材の寝袋は丸洗いすることができないので汚れるのは嫌ですよね。シュラフカバーを付ければ寝袋が汚れる心配がなくなります。
デメリット:荷物の重量・容量が増える、寝袋の出入りがしにくい
ではデメリットはなんでしょうか。
- カバー分だけ荷物の重量、容量が増える
- サイドファスナーが使えないため寝袋の出入りがしにくい
- 寝袋単体より蒸れやすい
シュラフカバーは軽量のものが多いですが、カバーの分だけ荷物が増えてしまいます。当然重量も増えるので徒歩やバイクのキャンプでは積載できるか考慮しましょう。
寝袋には出入りや温度調節のためサイドファスナーがありますが、シュラフカバーを付けると寝袋のファスナーが使えなかったり、シュラフカバーのファスナーの長さに制限されたりします。
またシュラフカバーを使用することで寝袋 1 枚で使用するより内部が蒸れやすくなります。
寝袋のよくある質問
何年くらい使えるの?
ダウンだと 5〜10 年、化繊だと 10〜20 年が目安です。ただし使用回数や使用後のお手入れで変わってきます。
どこで買えるの?
キャンプ用専門店、登山用専門店、スポーツ用専門店、ホームセンター、メーカー公式サイト、Amazon などの EC サイトで購入できます。 近くに販売店がある場合は、試着ができる場合もあります。実際の使用感を知りたい方は店舗での購入をおすすめします。
収納袋に戻せません
寝袋は空気をたくさん含んでいます。左右で二つ折りにしたら体重を掛けてしっかり空気を抜きながら少しづつロール状に丸めてください。
種類
シュラフカバーには「2 レイヤー」と「3 レイヤー」の 2 種類のモデルがあります。
2 レイヤーは表地と防水透湿素材の 2 層構造で軽量性に優れています。生地自体も薄く、寝返りを打ちやすいです。
3 レイヤーは表地、防水透湿素材、裏地の 3 層構造で耐久性と強度に優れています。長く愛用できる他、単体でも使用できます。ただし、2 レイヤーに比べると重さがあり携帯性に欠けます。
モデル | 軽さ | 動きやすさ | 耐久性・強度 |
---|---|---|---|
2 レイヤー | ◎ | 〇 | △ |
3 レイヤー | △ | △ | 〇 |
少しでも軽量にしたい方は 2 レイヤー、重量が増えても耐久性を重視したい方や単体で使用することも考えている方は 3 レイヤーをおすすめします。

シュラフカバーの選び方
たくさんのメー カーからいろいろな特徴を持って販売されているシュラフカバーはどうやって選べばよいのでしょうか。
シュラフカバーはセットする寝袋により選択肢が変わります。寝袋の形状の違いや素材の種類などがよくわからない方は次の記事を参考にしてください。
ここではシュラフカバーを選ぶ場合は何を基準にしたらいいのかを詳しく解説していきます。
サイズで選ぶ
シュラフカバーには主に 2 つのサイズがあります。3 シーズン用のレギュラーサイズと積雪時期での使用を前提とした 4 シーズン用のワイドサイズです。基本的には寝袋のサイズに合ったものを選びますが、大きさに迷った場合は大きめを選ぶのがおすすめです。
ジャストサイズや小さめのシュラフカバーでは、中のダウンがつぶれて保温力が十分に発揮されません。使っている寝袋より大きめサイズを選ぶと空気の層が生まれて保温力アップが期待できます**。**
素材で選ぶ
シュラフカバーの多くは防水透湿素材を採用しています。防水透湿素材とは雨や水を通さないのに体からはっせられる蒸気を逃がす機能を持っている素材のことです。中でも「ゴアテックス」は高価ながらも高い防水透湿機能を発揮します。
しかし、平地でのキャンプや夏の時期などはゴアテックスほどの機能を必要としない場合があります。その場合は比較的安価なメーカーが提供する独自の防水透湿性素材がおすすめです。
「タイベック」という強じんで耐久性のある不織布素材のものや素材の内側に熱反射素材のアルミを蒸着加工した保温性 の高いシュラフカバーもあります。
キャンプに行きたい季節や気候に応じてオーバースペックにならない素材を選ぶのがおすすめです。
ファスナーの位置や仕様を確認する
シュラフカバーのファスナーの位置や仕様は使い勝手に関わります。上下どちらからも開け閉めできるタイプや、内側からも開けられるダブルファスナータイプ、頭から腰まで大きく開くタイプとさまざまな種類があります。
寝袋に出入りするときはもちろん、暑さが気になったときにファスナーがスムーズに開け閉めできるものだと便利です。
伸縮性があるかどうか
伸縮性に優れているかも選ぶポイントです。寝返りが打ちやすかったり大きく伸びができたりと快適な睡眠をとることができます。
伸縮性がないものでもワイドサイズのシュラフカバーや封筒型のシュラフカバーを選ぶと、ゆとりがあるので就寝中の動きやすさを向上できます。
防水・はっ水加工
本体の素材も重要ですが、防水・はっ水加工をしっかり施されていることも大切です。シュラフカバーには簡易防水タイプと完全防水タイプがあります。
簡易防水タイプは素材そのものにはっ水・防水加工が施されていて軽く、安価なモデルが多いです。完全防水タイプは縫い目部分にも防水加工が施されており防水面に優れています。しかし、やや重く高価なモデルが多いです。
一般的な晩秋から冬のキャンプでは簡易防水タイプで十分です。雪上や登山など、より本格的なアウトドアに使用するなら完全防水タイプ のほうがおすすめです。
おすすめのシュラフカバー
ここからはシュラフカバーの種類、選び方を踏まえておすすめの商品をジャンル別に紹介していきます。おすすめの理由も記載しているので参考にしてみてください。