フライパン選びに迷っていませんか？
初めてのアウトドアや、年に数回のキャンプなら家庭用のフライパンで代用する方もいるかもしれません。
私も家庭用のフライパンを持ってキャンプに行った経験があります。バーナーなどで料理をするなら大きな問題はないものの、持ち運びに不便だったり他のキャンプギアと雰囲気が合わなかったり、アウトドアシーンにしっくりこないと感じることがありました。
せっかくのキャンプ飯、アウトドアに最適な調理器具で作れたらうれしいですよね。
今回はフライパンについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
また初心者向け、おしゃれ優先、最強の商品などいろいろな観点でおすすめ 5 商品を選びました。最新の人気ランキングも交えてフライパンのすべてをご紹介します。
幅広い調理ができるフライパンについてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。
- フライパンとは？
- フライパンの選び方
- おすすめのフライパン
- フライパンAI分析ランキング
- 1位
Esbit/ エスビットエスビット アルミシリーズ アルミフライパン ESP185HANS(1個) - 2位
ブッシュクラフト/ Bush Craftたき火フライパン - 4573350722893 - 3位
ブッシュクラフト/ Bush Craftたき火フライパン深め - 4573350727812 - 4位
キャプテンスタッグ/ CAPTAIN STAGふっ素樹脂加工 ミニフライパン 16cm - UH-4112 - 5位
エバニュー/ EVERNEWアルミフライパンラウンド ECA196 - 6位
SEA TO SUMMIT/ シートゥサミットアルファパン ST84532グレー - 7位
Petromax/ ペトロマックスペトロマックス シュミーデアイゼンフライパン SP20 13292(1個) - 8位
Turk/ タークドイツ turk社 クラシックフライパン - 9位
Petromax/ ペトロマックスPETROMAX ペトロマックス シュミーデアイゼン フライパン SP24 - 10位
PRIMUS/ プリムスキャンプファイア フライパン p-c738000 0013 p-c738000
- まとめ
フライパンとは？
「フライパン（英:frying pan）は油で揚げるフライと浅鍋を意味するパンが合わさった言葉です。2,500 年前の古代メソポタミア文明で銅製のフライパン原型が使われていました。
現代の調理において、フライパンはなくてはならない調理器具です。大きさや形、素材の違う複数のフライパンを使い分けて使っている人も多いかと思います。フライパンは家庭での調理はもちろんのこと、アウトドアでも重宝するアイテムです。
使用頻度の高いクッカーだからこそ、納得のいく商品選びが大切。特に家庭とは勝手の違う屋外で調理するアウトドアでは、快適に使える調理器具を選びたいですよね。
このページでは、アウトドアで使うフライパン選びについて初心者にもわかりやすいように解説していきます。
形状はそっくりですが、厚手の鋳鉄で作られるスキレットについて知りたいかたはこちらの記事を参考にしてください。
特徴
フライパンは底が広く、取っ手がついた調理器具です。
焼く、炒めるといった調理だけでなく、煮る、揚げる、蓋をすれば蒸すこともできます。
フライパンがあればバリエーションに富んだ調理ができます。
アウトドア用のフライパンは、携行性と耐久性にこだわった商品が多いのが特徴です。軽くてコンパクトに収納できるものや、焚き火などの強い火力に耐えうる商品がアウトドアでは使いやすいです。
フライパンと他のクッカーを同じシリーズでスタッキングできるものもあります。調理器具をまとめて収納できるので荷物がかさばりにくく、クッカー同士の統一感が出て見た目が良くなります。
メリット：
フライパンのメリットを紹介します。
- 朝食、昼食、夕食のメニューに幅広く対応できる
- 手軽に使える
- 多様な調理ができる
フライパンは朝食、昼食、夕食の準備に大活躍します。目玉焼きなどの焼き料 理やチャーハンなどの炒め物、煮込みハンバーグなど煮る料理もできます。蓋をすれば蒸し料理も作れます。
メンテナンスが必要な鉄製フライパンなどを除けば、使い方もお手軽です。焦げ付きを防止する加工のある商品も多いので、快適に料理ができます。
デメリット：
フライパンのデメリットも紹介します。
- 底の広い形に取っ手がついているので収納に不便
- 本格的な調理には不向きなものが多い
フライパンは底の広い形に取っ手がついているので荷物をまとめる際にかさばります。もし荷物をコンパクトにまとめたい場合は取っ手を折り曲げてしまえるものや、他のクッカーとスタッキングできるものをチェックしてください。
また、アルミ製やステンレス製などの多くのフライパンは本格的な料理をするには適していません。料理のクオリティを重視するなら、鉄製のフライパンがおすすめです。食材にじっくり火を通しておいしい料理を作れます。しかし、鉄フライパンは重量があるのとシーズニングなどのお手入れの手間がかかるので気軽に使えるクッカーとしてはおすすめできません。
シーズニングには調味料という意味と、鉄製のスキレットや鍋などのお手入れの 2 つの意味があります。ここでのシーズニングはお手入れのほうです。
購入したばかりのミニ鉄板の表面にはワックスなどが塗られています。それらを洗い落とし、新たに食 用油でコーティングして皮膜を作ります。皮膜はサビ付きを防止し、調理する際には鍋肌が油をはじかなくなり、なじみが良くなります。
種類
フライパンは素材によって種類が分かれます。鉄（スチール）、アルミ、ステンレス、チタンの 4 種類について詳しくみていきます。
鉄（スチール）
鉄製フライパンは丈夫で長く使えます。高温にも耐えられるので、焚き火で豪快に調理ができます。蓄熱製が高いので食材にじっくり火が通り、肉や野菜をおいしく調理できます。
サビやすくメンテナンスが必要です。しっかり手入れをすれば使うほど油がなじんで使いやすいフライパンに変化していきます。
鉄フライパンと聞くとスキレットを思い浮かべる方もいるのでは。
スキレットと鉄フライパンは製法が違います。鉄フライパンは鉄を延ばして作る鍛造です。対してスキレットは鉄を溶かして型で冷やし固めて作る鋳造です。スキレットは鉄フライパンよりも板厚が厚く、重量があります。
アルミ
アルミ製フライパンは軽くて扱いやすいのが魅力です。熱伝導率が高くすぐに温まるのですばやく調理に入れます。また、細かい温度調整にも対応しやすいメリットもあります。
素材の性質上、柔らかく変形しやすいです。焦げやすいのでフッ素コーティングしてある商品を選ぶと調理しやすく、洗うときに も便利です。
ステンレス
ステンレス製フライパンはサビにくく、チタンには劣りますが耐久性があります。
重さはアルミほどではありませんがある程度軽く、使いやすいです。
価格は比較的安く、家庭でも使いやすいフライパンです。
チタン
チタン製フライパンは軽くてサビにくい性質があります。
熱伝導率は低いですが、冷めにくい点はメリットでもあります。
耐久性にも優れていて長く使えますが、値段は高い傾向にあります。
フライパンの選び方
フライパンの選び方は
- 素材の違い
- 加工の有無
- 携行性
- 耐火性
- 蓋の有無
を注目してください。
素材の違い
種類で解説した通り、素材によってフライパンの重さと使い勝手が大きく異なります。また素材によって値段も変わります。
それぞれを比較すると以下の表になります。
| 素材 | 軽さ | 価格 | 要メンテナス |
|---|---|---|---|
| 鉄（スチール） | ✕ | ◎ | ✕ |
| アルミ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ステンレス | △ | △ | ◯ |
| チタン | ◎ | ✕ | ◯ |
加工の有無
お手入れしやすいフライパンを選ぶなら焦げ付き防止のためにフッ素加工など施されたフライパンがおすすめです。焦げ付きにくいので調理が快適で、汚れが落としやすいので洗う際のストレスが減らせます。
携行性
携行性のよいフライパンを選ぶなら取っ手の形状がポイントです。取っ手が外せたり折りたためるフライパンなら荷物の中でもかさばりにくいです。
また、他のクッカーとスタッキングできればコンパクトにまとまります。
軽さを重視する場合は素材も確認してください。アルミやチタンのフライパンが軽いので、荷物を軽量化したい方におすすめです。
耐火性
耐火性に優れたフライパンなら鉄製のものを選ぶと良いです。焚き火で調理できるものが多く、強い火力でも破損する心配がありません。
蓋の有無
蓋つきのフライパンは蒸し料理や煮込み料理をする際に便利に使えます。灰やほこりの混入を防げたり、料理を冷めにくくする効果もあります。
おすすめのフライパン
料理には欠かせない調理器具のフライパン。大変重宝するクッカーです。
フライパンは朝食、昼食、夕食作りで大いに活躍します。焼いたり炒めたり煮込んだり、蓋をすれば蒸し料理もできます。
アウトドア用のフライパンは耐久性や携行性にこだわった商品が多いのが特徴です。強火にも耐えられる強い耐久性があるのは鉄フライパンです。荷物 を軽くしたいならアルミやチタンのフライパンがおすすめ。取っ手を取り外せたり折り畳めるフライパンはコンパクトになるので収納に便利です。
さまざまなメーカーから多様なフライパンが販売されています。今回はメーカーごとの特徴に注目しておすすめ商品をピックアップしましたのでぜひ参考にしてください。
CAPTAIN STAGキャプテンスタッグUH-4112ふっ素樹脂加工 ミニフライパン 16cm
Bush Craftブッシュクラフト4573350722893たき火フライパン
- 取っ手を自作できる
- 焚き火で使える
- シーズニング済み
焚き火で豪快に調理できるフライパンです。
取っ手はついておらず、自分で木を削ってはめ込んで使います。取っ手がない分コンパクトに収納できます。また、長さを自分の好みに合わせることで焚き火との距離を自分なりに工夫できます。
「取っ手を作る手間を楽しみたい。」
「鉄フライパンならではのおいしい料理を作ってみたい。」
そんなキャンプ初心者を抜け出したステップアップにおすすめのフライパンです。シーズニング済みで買ってすぐ調理できるのがうれしいポイントでもあります。
ブッシュクラフトの取っ手の付け方や使い方などをこちらの動画でユーモラスに紹介しています。わかりやすかったので参考にしてください。
スケーターSkaterAFP15 アルミフライパン14cm マーベル
タークTurkドイツ turk社 クラシックフライパン
2024/03/28更新フライパンAI分析ランキング
ネット上で収集した口コミ(全147,762件)を評価項目ごとに
「良い評価」、「悪い評価」にAIを使用して分類・点数付けし、
月1回取得するAmazon、楽天市場の売れ筋ランキング、星評価の順位に基づく
重み付けを加えて、独自の点数・ランキングを生成しています。
まとめ
いかがでしたか？フライパンはアウトドアでもよく使う調理器具なので快適に使えるものを選びたいですよね。
バーベキューをするキャンプならフライパンは不要に思えるかもしれません。確かに炭火に網や鉄板を置いて肉や野菜を焼けばフライパンがなくても調理できます。しかし、パパッとおつまみや軽食を作りたいときにはバーナーやコンロにフライパンを置いて調理するのがラクですよね。朝食や昼食のおかずを作る際にもフライパンが役立ちます。
軽くて扱いやすいお手軽なフライパンや、お手入れしながら長く愛用していく鉄フライパンなど種類がとても豊富です。軽いフライパンは荷物を軽量化したい登山やツーリングキャンプにおすすめ。料理のクオリティを重視するなら鉄フライパンを検討してはいかがでしょうか。
ぜひあなたにぴったりなフライパンを選んでアウトドアで快適な調理を楽しんでください！