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鍛造ペグおすすめ6選!選び方とランキングTOP52【2024年3月】
テント・タープ
2024/03/04

鍛造ペグおすすめ6選!選び方とランキングTOP52【2024年3月】

キャンプでテントやタープをしっかり固定するためには、適切なペグ選びが重要です。しかし、種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

特にキャンプ初心者の方は、高価な鍛造ペグが必要なのか、買うべきか悩むことがあるかもしれません。

鍛造ペグは一般的なペグと比べて強度や耐久性に優れていますが、その特性を十分に理解していないと、その価値を最大限に活かせずお金の無駄遣いになるかもしれません。

今回は鍛造ペグについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。また初心者向け、おしゃれな商品、最強の商品など、いろいろな観点でおすすめ6商品を選びました。最新の人気ランキングも交えて鍛造ペグの全てをご紹介します。鍛造ペグについて知りたい方は、ぜひご一読ください。

CAMPxGEAR編集長
監修
キャンプ歴15年、日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター。幼い頃より釣りなどアウトドアを趣味とし、毎年3〜5張りテントを購入するほど沼にハマった嫁のおかげでキャンプギアに詳しくなった人。ゴールデンウィークには10日間の遠征で4つキャンプ場を行脚して9連泊するなど家族全員がキャンプ好き。本職は上場企業執行役員CTO。

鍛造ペグとは?

ペグはテントやタープの位置を固定したり、風で飛ばされないようにするために使います。いろいろな種類があるペグの中でもスチール系を鍛造加工して作られるのが鍛造ペグです。

鉄を流し込むだけの鋳造スチールと異なり、金属を加熱して叩いて形を作る鍛造加工により、材料の密度が高まり強度と耐久性が向上しています。

鍛造ペグと比較してプラスチック製やアルミ製のペグは強度や耐久性に劣りますが、軽量で持ち運びやすいので使用環境やシチュエーションに応じて使い分けることが重要です。

また形状やサイズのバリエーションが豊富でテントの大きさなどに応じて選べます。通常はハンマーを使って地面に打ち込みますが、ハンマーを忘れた場合は石などで代用することもあります。

メリット

  • 強度が高く壊れにくい耐久性がある
  • 高い貫通力で硬い地面でも使える
  • 重さがあり固定力が高い
  • 打ち込みやすい
  • 撤収しやすい引き抜きやすい
  • 幅広い長さバリエーションが豊富

鍛造ペグを使う最大のメリットはその強度が高く壊れにくい耐久性があることです。これにより強風や悪天候の中でもテントやタープがしっかりと固定され安心してキャンプを楽しめます。

また鍛造ペグはさまざまな地面で使え地面を選ばないため、河原や硬い地面でも安定した固定が可能です。慣れは必要ですが貫通力が高いので通常の地面では他のペグより打ち込みやすく抜きやすいので、設営や撤収の手間が軽減されキャンプの準備や片付けがスムーズに行えます。

幅広い長さバリエーションがあり使用するテントやタープのサイズ地面の状態に応じて最適なペグを選べばあらゆるシーンでの使用が可能です。

これらのメリットにより鍛造ペグは信頼性の高い固定具として特にベテランのキャンパーから人気があります。

デメリット

  • 価格が高い
  • 紛失・消耗で補充するランニングコストもかかる
  • 重量があり持ち運びが大変・収納時にかさばる
  • 柔らかい地面では抜けやすい
  • 専用のハンマーが必要
  • 長い鍛造ペグは打ち込みが大変
  • サビる場合があり、手入れが必要

鍛造ペグは高品質な材料と多数の製造プロセスを要するため価格が高くなりがちです。予算に限りがある方やコストパフォーマンスを重視する方にとっては購入をためらう要因です。ペグは紛失や消耗で補充が必要なため、その追加コストも馬鹿になりません。

また鍛造ペグのデメリットとして重量があり持ち運びが大変です。徒歩、電車、バイクなどでキャンプ場に向かう場合、荷物の重量は大きな負担です。

鍛造ペグは自重で土を押しのけるため柔らかい地面では抜けやすい場合があり、ビーチキャンプや雪上キャンプなど特定の環境では適切な選択ではない場合があります。

鍛造ペグは長いほど簡単には打ち込めなくなり、専用の大きなハンマーが必要です。

耐久性が高い鍛造ペグですが、硬い岩などとの表面が傷つくとそこからサビる場合があり、定期的なメンテナンスが必要です。

このような使いこなすのが難しいというデメリットを理解して、自分のキャンプスタイルやニーズに合ったペグを選択しましょう。

種類

鍛造ペグは素材、大きさ、追加機能、表面加工により種類が分類されます。

素材の種類

種類説明
スチール詳細未記載の場合、SS400かS45Cという一般的な鋼材が使用
S50Cスチール・S55Cスチール通常のスチールより、炭素を多く含む鋼で、S45Cより硬いが価格が高くなる
クロムモリブデン鋼炭素鉄にクロームとモリブデンを添加した合金、強度が通常スチールの1.5倍とかなり硬い

大きさの種類

種類説明
20cm以下ソロテントや小型テント用に向いています。
25〜35cm一般的なキャンプ用テントやタープに向いています。
40cm以上大型テントやタープ、強風地域での使い方に向いています。

追加機能の種類

種類説明
ハンマー用フック・穴ペグを抜く際ハンマーを引っ掛けやすい
反射材ロープ付き夜間視認性が高く紛失防止に向いています。
蓄光加工夜間光り視認性が向上します。

表面加工の種類

種類説明
焼入れ加工硬度を高め耐摩耗性が向上します。
カチオン電着塗装サビにくく耐久性が向上します。
塗装加工視認性を高めデザイン性が向上します。

選び方

鍛造ペグは強度が若干低いため、用途や環境に合わせて複数の種類を使い分ける必要があります。

用途・目的種類理由
ソロテント用短めの15~20cm取り扱いやすく持ち運びやすい
一般的なテント25~35cmの長さ安定性と強度を確保するため
大型テントやタープ30cm前後を基本に、要所に長さ40cm以上のペグ強度と固定力を重視
視認性反射材ロープやカラー付きがおすすめ紛失を防ぎ夜間の安全性を高めるため
打ち込みやすさヘッドの形状と広さに注目打面が広いほど打ち込みやすい
抜きやすさフックや穴の形状使用するペグハンマーに合った形状だと抜きやすい
強風など荒天時通常時より一回り長いサイズ強風下やぬれた地面でも安定した固定を確保するため

鍛造ペグを選ぶ際にはいくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。使用するテントやタープのサイズと種類に合わせて適切な長さと形状のペグを選ぶことが大切です。

大型テントやタープを使用する場合は長さが30cm前後を基本に40cm以上のペグを要所に打ち込むことで強風下でも安定した固定力を確保できます。一方、ソロテント用では20cm前後の短めのペグでも十分で、持ち運びも簡単です。

紛失防止のためには蓄光素材や反射材ロープ付きのペグを選ぶという選択肢もあります。夜間や暗い場所での使用時にペグを見失うリスクを減らし安全にキャンプを楽しむことができます。

打ち込みしやすさと抜きやすさはペグの形状とハンマーのサイズ、形状が合っていることが大事です。ある程度有名な同一メーカーであれば、その辺が十分に考慮されているので安心です。

これらのポイントを踏まえ自分のキャンプスタイルやニーズに適した鍛造ペグを選ぶことで快適なキャンプ体験につながります。

おすすめの鍛造ペグ

これまで鍛造ペグの選び方を説明しましたが、たくさんのメーカーが複数の商品を展開しており、どれにすれば良いのか悩ましいですよね。

そこで初心者向けの商品、人気の定番商品など特におすすめの鍛造ペグをご紹介します。

選定の基準としてノーブランド品は除外し、定番商品に加え、コスパ、デザイン、使いやすさなど何か1つ光るものがある商品を選びました。

元祖でおすすめ

snow peak
スノーピーク
R-103-1
ソリッドステーク30 6本セット

おすすめの理由
  • 鍛造ペグの元祖
  • 燕三条の職人による手作り
  • 多少の歪みは叩いて直せる

スノーピークの「ソリッドステーク」は1995年に誕生した鍛造ペグの元祖。1本1本が燕三条の職人による手作りで高品質のため、どんなに硬い地面でもガンガン打ち込める強度があります。

絶対に曲がらないというわけではありませんが、多少の歪みは叩いて直せるため、長期間の使用できる頑丈さがあります。

20〜50cmまで10cm単位でサイズ展開されており、発売されて30年近く経ちますが、デザイン、強度、打ち込みやすさなどのバランスが完璧で未だに高い人気を誇ります。

こんな人におすすめ:
・安心の定番商品が好きな人
・長期間使える頑丈なペグを探している人
・国産の高品質ペグが良い人

あまりおすすめできない人:
・価格を重視する人

クロモリでおすすめ

Belmont
ベルモント
BM-433
ドラゴンステーク 24(8本セット)

おすすめの理由
  • クロムモリブデン鋼で最高クラスの強度
  • 平たく波打ったデザインで地面でのぶれを抑制
  • ユニークなデザインがキャンプ場で目を引く

Belmontの「ドラゴンステーク」は、クロムモリブデン鋼を使用し、最高クラスの強度を誇る鍛造ペグです。

平たく波打ったデザインにより硬めの地面で抜けにくく、柔らかめの地面では横向きに打ち込むことで抜けにくくなる工夫がされています。

ユニークなデザインはキャンプ場で目を引き、キャンプギアとして一際目立つ存在です。

サイズが18cmと24cmの2パターンと少ないのが唯一、残念な点です。

こんな人におすすめ:
・強度とデザインを重視する人
・他とは違うペグを求める人

あまりおすすめできない人:
・軽量でシンプルなペグを求める人
・大型テントで長いペグが欲しい人

初心者におすすめ

コールマン
Coleman
2000017188
スチールソリッドペグ30cm/1PC

おすすめの理由
  • シンプルで使いやすいデザイン
  • 打面が広くフラットなヘッドで打ち込みやすい
  • コストパフォーマンスに優れる

コールマンの「スチールソリッドペグ」は、シンプルで使いやすいデザインが特徴の鍛造ペグです。打面が広く取られており、フラットなヘッドはハンマーが当たりやすく、初心者でも簡単に打ち込むことができます。

コストパフォーマンスに優れ、手軽に購入できるのも魅力の一つです。

こんな人におすすめ:
・初心者やシンプルなペグを求める人
・コストパフォーマンスを重視する人

あまりおすすめできない人:
・特殊な地面での使用を考えている人
・デザイン性を重視する人

しっかりした重量感でおすすめ

キャンパルジャパン
ogawa
9000090001
ogawa TANZO PEG 28 (10本セット)

おすすめの理由
  • クロムモリブデン鋼で最高クラスの強度と重量
  • 1914年創業で老舗のogawaブランド
  • 他製品とは区別が付くユニークなヘッドの形状

ogawaの「TANZO PEG 28」は、クロムモリブデン鋼を使用し、最高クラスの強度を誇る鍛造ペグです。鍛造ペグで代表的なソリッドステーク30が1本あたり180gなのに、この製品は2cm短い28cmで215gもの重さがあります。

ファンが多いogawa(キャンパルジャパン)ブランドで、品質には安心感があります。

多くの鍛造ペグは真っ直ぐな釘状にフック部を追加したような形状ですが、この製品はピンペグのように少し丸みを帯びた形状をしており、

こんな人におすすめ:
・硬く重い頑丈なペグが欲しい人
ogawaファンな人

あまりおすすめできない人:
・軽量でシンプルなペグを求める人

ハネで固定されるのでおすすめ

CAPTAIN STAG
キャプテンスタッグ
UA-4502
鍛造ソリッドペグ300

おすすめの理由
  • ハネで固定する独自形状
  • 50cmまでのサイズ展開

キャプテンスタッグの「鍛造ソリッドペグ」は、真ん中よりヘッド側に独自のハネを持ち、土中での空回りを防ぐ設計です。

50cmまで10cm単位でサイズ展開されており、大きいサイズまで揃えられます。50cmまで展開しているメーカーは少ないので50cmが欲しい場合の選択肢の1つです。

こんな人におすすめ:
・大型テント・タープを設営したい人

最強の鍛造ペグでおすすめ

村の鍛冶屋
MK-280UG-8
鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm/8本セット◆アルティメットゴールド

おすすめの理由
  • 熱処理加工で硬さが増し、通常のエリッゼステークの2.5倍という最強の強度を誇る
  • 真鍮メッキでゴージャスな見た目
  • 楕円形で地面に入り込みやすく、固定力がある

「エリッゼステーク アルティメット」は、元々頑丈さで有名なエリッゼステークの更に2.5倍の硬さを誇るまさに最強と言える鍛造ペグです。

S55Cスチールに焼入れ加工、さらに真鍮メッキ塗装を施し、見た目もゴージャスな金色です。

通常のエリッゼステークと同じ形状のため、楕円形の形状で地面にスムーズに入り込み、強風でも抜けにくい固定力を発揮します。

こんな人におすすめ:
・最強の1本を求める人
・どれだけ硬い地面でもしっかり固定したい人

あまりおすすめできない人:
・コストを重視する人

2024/03/28更新
鍛造ペグ AI分析ランキング

Slide 1 of 1
クチコミAI分析
98.0
■本商品
鍛造ペグ平均
使い勝手機能価格品質デザインサイズ軽さ組立
サイズ全長:280mm ヘッド部 楕円13×17mm 打込み部 太さ9×7mm
重量約192g
素材・材質S55Cスチール
※点数・ランキング算定方式
独自に収集したユーザーの評価点(有償のネット調査全1,468件)をベースに、
ネット上で収集した口コミ(全147,762件)を評価項目ごとに
「良い評価」、「悪い評価」にAIを使用して分類・点数付けし、
月1回取得するAmazon、楽天市場の売れ筋ランキング、星評価の順位に基づく
重み付けを加えて、独自の点数・ランキングを生成しています。
ランキングリスト TOP52
商品情報口コミ評価
使い勝手機能価格品質デザインサイズ軽さ組立
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最安値更新:2023/9/9 12:34 〜 2023/10/14 01:50

よくある質問

質問回答
一般のペグとの違いがよくわからない鍛造ペグは強度と耐久性に優れ、河原や砂利など硬い地面や強風下などハードな環境でも使えるのが大きな違いです。
鍛造ペグは重くて持ち運びが大変そう短いものは軽いですし、要所にだけ使用するようにして本数を減らす工夫はできます。
鍛造ペグはどの地面・ロケーションで使えるか不安鍛造ペグはさまざまな地面で使えますが特に硬い地面で他のペグより使い勝手が良いです。

まとめ

この記事では鍛造ペグについて解説しました。鍛造ペグの注目ポイントは以下です。

  • 強度が高く壊れにくい耐久性がある
  • 硬い地面でも固定力が高い
  • 慣れると打ち込みやすく、抜きやすい

鍛造ペグを購入時に確認すべきポイントは以下です。

  • 素材の種類(S55Cスチールのほうが硬い)
  • 長さ(ファミリーキャンプには30cm前後)
  • 表面加工(通常はカチオン電着塗装)
  • 視認性(夜間や草むらでも気付けるか)

ぜひ、これらのポイントを押さえて鍛造ペグが良いのか、他のペグが良いのか。鍛造ペグならどの商品が良いのかを検討してください。

鍛造ペグを購入することでキャンプでのテントやタープの固定がより安定し安心して楽しむことができます。適切な鍛造ペグを選び快適なキャンプライフをお楽しみください。