夏には欠かせないサンダル。たくさんのサンダルが出回っていて、どれがアウトドアに向いているのか悩みますよね。
今回はサンダルについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。また初心者向け、おしゃれな商品、最強の商品など、いろいろな観点でおすすめ 5 商品を選びました。
通気性がよく夏の足にピッタリなサンダルについて知りたい方は、ぜひご一読ください。


サンダルとは?
サンダルは足の裏を保護を主とする開放的な履き物のこと。足をのせる底と、それが足から離れないようにするためのヒモやベルトで作られています。
サンダルはかなり歴史が深い履き物で、起源は古代オリエント文明までさかのぼります。当時は王族や貴族のみ着用を許されており、権威の象徴になっていました。
サンダルの語源は、ギリシア語で板を意味するサンダリオン(sandalion)が由来とされています。
20 世紀に入ってからは、あらゆる素材やデザインのサンダルが流通しはじめ、高いヒールやビーチサンダルなど老若男女問わずファッションとして楽しまれてきました。
日本では昔から草履やわらじ、げたなど独自の文化が発展しており現代まで親しまれています。
参考:コトバンク日本大百科全書
特徴

サンダルは、足全体を覆わないので開放感があるのが特徴です。ムレにくいので蒸し暑い夏にはうってつけ。開放感から暑い夏には特に人気の履き物です。
中でもアウトドア用のサンダルは、丈夫で安定感があり歩きやすいです。商品によってはグリップ力のあるソールを兼ね備えたものもあります。脱ぎ履きしやすいデザインが多いので、キャンプやマリンレジャーなどさまざまなアウトドアシーンで大活躍します。
見た目がおしゃれなので、ファッションアイテムのひとつにもなり、女性には特に人気です。
冬用のサンダルも販売されているので、季節を問わず楽しめますよ。
また、メンテナンスのしやすい素材が多いのも特徴のひとつです。
メリット:開放感がある
夏のアウトドアには欠かせないサンダルのメリットをまとめました。
- 開放感がある
- 脱ぎ履きしやすいものが多い
- メンテナンスが簡単
サンダルは、足全体を覆わないので通気性がよく開放感があります。多くのサンダルは濡れても乾きやすい素材が使われているので、海や川のアウトドアレジャーでは大活躍です。
種類によってはスリッパのようにかかと部分がなく、簡単に脱ぎ履きができます。テントへの出入りが多いキャンプではかなり重宝します。
簡単に水洗いできる素材のものが多く、汚れやすいアウトドアでも安心して使用できます。
デメリット:長時間使用には 向かない
サンダルで注意すべき点をまとめました。
- 開放感がある分砂や石が入りやすい
- 長時間歩くのには向いていない

サンダルは開放感があるので、その分隙間も多いです。アウトドアで使用すると、砂や石などが入りやすくケガにつながる可能性もあります。石などは都度取るようにするなどの工夫が必要です。
また、足場の悪いところでの使用には向いていないデザインも。スニーカーと比べて足のサポートも少ないので、アウトドア環境で長時間歩くと疲れやすく足を痛めてしまう可能性があります。
種類
サンダルはヒール付きのおしゃれなものから、ビーチサンダルやアウトドアで使用できるスポーツサンダルまで幅広く種類があります。今回はアウトドアで使用できる種類のご紹介をします。
クロッグタイプ
足の甲部分を覆うサンダルのこと。かかとがなく簡単に脱ぎ履きができるので、テントへの出入りが多いキャンプにおすすめ。通気性も良いので夏のアウトドアにはピッタリ。
脱ぎ履きしやすい分、簡単に脱げてしまうのでアウトドアでガツガツ使用したい時には向いてません。
ベルトタイプ
底面と足をベルトで固定するタイプのサンダル。ベルトでフィット感を調節できるので自分にあった履き心地です。足とサンダルを固定できるので、川でのレジャーにおすすめ。
シューズタイプ
スニーカーの夏バージョン 。つま先までしっかり覆われているので、歩きやすくアウトドア環境で大活躍します。他の種類と比べて足の保護に特化しているので長時間歩く時や足場の悪い場所でも疲れないです。
やや通気性が悪いので、ムレやすいのが欠点です。
素材
特徴 | おすすめの使用場所 | |
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EVA |
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ラバー |
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ポリエステル |
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参考:岡畑興産
そのほか、冬季に使用する場合はアッパー部分にボアやダウン素材が施されているものがおすすめです
サンダルの選び方
サンダルはたくさんのメーカーから、さまざまな特徴を持って販売されており、どれが良いのか分かりづらいですよね。アウトドアで大活躍するサンダルの選び方をご紹介します。
使うシーンによって選ぶ
普通のキャンプでは、テントへの出入りが多いのでかかとのないタイプがおすすめ。グリップや足の保護よりも軽量さや脱ぎ履きのしやすさを重視すると良いでしょう。
足場の悪いところや川辺などで使用する場合は、脱げにくい足とサンダルを固定するベルトタイプやシューズタイプがおすすめです。ソールもしっかりしていて滑らない商品が多いです。
冬季に使用したい場合は、ダウンなど暖かい素材を使用したサンダルが重宝します。底冷えを防ぐことができるのでより快適にアウトドアで過ごせますよ。折りたたみできる商品もあるので、荷物が増えやすい冬場におすすめです。
歩きやすさで選ぶ
アウトドア環境では動き回ることが多いので、歩きやすく転けにくいシューズタイプが安心して使用できます
おすすめのサンダル
ここまで、キャンプで使えるサンダルについて説明してきました。
アウトドアで使用するサンダルは、「クロッグタイプ」「ベルトタイプ」「シューズタイプ」に分けられ、それぞれシーンによって使い分けができます。
テント近くでゆったり過ごすにはクロッグタイプが脱ぎ履きがしやすくおすすめです。自分の加減でフィット感を調整したい方にはベルトタイプ、ガツガツ使いたい方にはシューズタイプを使うと良いでしょう。
中にはダウン素材など冬でも使える素材のサンダルもあるので、季節を問わず楽しめますよ。
サンダルにもさまざまな種類がありますが、アウトドア環境で使用しても簡単にへたれないよう、有名メーカーのものを選ぶと安心です。ソールがしっかりしていて、足が疲れにくい商品を選ぶのもポイントです。
実際にどんな商品がおす すめなのでしょうか。初心者〜最強の一足までご紹介します!

- 安価で手が出しやすい
- かかとがオープンで脱ぎ履きしやすい
- ソールにクッション性があり履き心地が良い
キャンプにおすすめの軽量で脱ぎ履きしやすいデザイン。初めてのサンダルにはうってつけの商品です。
エアロクッションでソールのクッション性も心地よく、アウトドアでのリラックスタイムにピッタリです

- 甲部分の通気口がおしゃれで水抜けも良い
- EVA 素材でクッション性が良い
- つま先部分もホールドするので歩きやすい
甲部分の通気口はコロンビアのロゴマークを型取ったデザイン。靴下を履くとさらにおしゃれになりますよ。EVA 素材を使用しているので耐久性が高く、歩きやすいです。摩耗する部分にはラバーも使用しているので耐久性がさらに高くなっています。

- 内側がふかふかの起毛素材で暖かい
- アッパー生地が汚れに強くアウトドアでも安心
- 滑り止め付きのソールでアウトドアでも滑りにくい
冬のキャンプでは欠かせない底冷え対策にピッタリの商品です。脱ぎ履きのしやすいデザインなのでキャンプでのリラックスタイムにおすすめです。オシャレなので、普段履きにもできて汎用性が高いです。
この商品の大きさ、履き心地などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。


- アーチサポートがあり疲れにくく歩きやすい
- かかと部分を踏み込めばつっかけのように使用可能
- 滑りにくく水辺でのアウトドアにピッタリ
海岸線からつづくトレイルに対応するシューズとして作られたこのシューズは水陸両用で、アウトドアにもタウンユースにも使用できます。
サンダルには珍しいアーチサポートがあるので、長時間歩いていても疲れにくいのがおすすめの点。
この商品の大きさ、履き心地などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。


- 頑丈な作りで歩きやすい
- ソールのグリップ力がかなり高い
- 色が選べて楽しい
オシャレな色が多くファッションのひとつとしても使用でき、キーンの代名詞とも言えるニューポート H2。
オシャレさとともに、アウトドア環境でもしっかり足をホールドしてくれる歩きやすさも兼ね備えており、とても便利です。子ども用のモデルもあるので家族でお揃いで履くことも可能です。
この商品の大きさ、履き心地などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はキャンプなどアウトドアで使えるサンダルの種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。
サンダルはつっかけのタイプから、靴のように歩けるタイプまでさまざまな種類があります。素材も、水に強いものから保温できるものまで幅広くあります。使うシーンや使い勝手で選ぶとより自分にあったサンダルを見つけられますよ。自分のニーズにあったサンダルを履くとより快適なアウトドアを楽しめます。
夏には水に強く通気性が良いサンダルを履いてアクティブに、冬季には暖かいサンダルを履いてゆったり、といった過ごし方もあります。
今回紹介した選び方やおすすめを参考にして、すてきな一足を探してみてくださいね!