ランタン選びに迷っていませんか?そんな人のヒントになるようにランタンについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
また初心者向け商品と最強の商品を選びました。最新の人気ランキングも交えてヘランタンのすべてをご紹介します。
よい雰囲気を作り出し非日常感高めてくれるランタンについてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。


- ランタンとは
- ランタンの選び方
- おすすめのランタン
- ランタンAI分析ランキング
- 1位FEUER HAND/ フェアハンドet 4- フュアーハンドランタンfeuerhand lantern 276 替芯 付
- 2位スノーピーク/ snow peakパイルドライバー - LT-004
- 3位FEUER HAND/ フェアハンドフュアハンド ベイビースペシャル276 ジンク 12562(1個)
- 4位Goal Zero/ ゴールゼロGOALZERO LIGHTHOUSE micro FLASH 32005
- 5位UNIFLAME/ ユニフレームフォールディングガスランタン UL-X クリア - 620106
- 6位CARRY THE SUN/ キャリー・ザ・サンCARRY THE SUN エクステリア 卓上ライト ウォームライト ホワイト 8003-000015
- 7位スノーピーク/ snow peakリトルランプ ノクターン - GL-140
- 8位GOODGOODS/ グッド・グッズグッド・グッズ ランタン DS-N8E
- 9位CARRY THE SUN/ キャリー・ザ・サンCARRY THE SUN エクステリア 卓上ライト ウォームライト ホワイト 8003-000010
- 10位Ledlenser/ レッドレンザーLEDランタン ML4 Warm 暖色 43130
ランタンとは
キャンプで利用するランタンとは野外で明かりをつけるために利用する照明器具のことです。
ランタンはランタンスタンド、テントやタープのフック、ポール、ロープなどにつり下げるか、卓上に置く形で利用します。
ファミリーキャンプならメインランタンとして 1 台、サブランタンとして 1〜3 台は必要です。
また災害時や停電時などにも活躍するため、防災用としても持っておきたいキャンプギアです。
昔ながらの本格的なガソリンランタンのような燃料式も根強い人気ですが、お手軽に使える電気式も増えています。
このページではさまざまな種類があるランタンについて初心者でもわかりやすいように解説して行きます。
ランタンの特徴
歴史的にはランタンは燃料を燃やすことを光源とし、屋外に携帯する照明器具です。そのため
- 風雨から守る囲いがあること
- 持ち手があること
という特徴があります。
現在、屋外に携帯する照明器具と言えば電池式の懐中電灯がほとんどですが、ランタンは
- 360 度に光を放射する
- より強い明るさで長い時間使用できる
という差異があるため、キャンプではサイト内を全体を照らすためにランタンが利用されます
また上記のような用途以外に卓上のみを照らすタイプ、テント内でつり下げて使うタイプなど、明るさをそこまで必要としないサブランタン用の商品もあります。
ランタンは燃料式と電気式に分かれます。燃料としてはガソリン、灯油、ガス、ロウソクが使われます。電気式は昔は白熱電球や蛍光灯もありましたが、現在電気式で発売されているものは LED のみです。
一般的には持ち手などなく、屋内の卓上で火をともすような照明器具はランプと呼ばれますが、キャンプ用品では持ち手がない卓上ランプもランタンと言います。
ランタンの種類
エネルギーと光源の違い
ランタンは燃料式と電気式の商品があります。
燃料としてはホワイトガソリン、灯油(ケロシン)、ガス、ロウソクの 4 種類が基本で、それぞれ燃料の違いからガソリンランタン、灯油ランタン(オイルランタン)、ガスランタン、キャンドルランタンと呼びます。
ガソリランタンの燃料には車に入れるガソリンではなく、ホワイトガソリンを使用します。赤系に着色された車用のガソリンと違ってホワイトガソリンは純粋な石油成分のみで添加物が入っておらずススの発生が少ないです。
灯油ランタンの燃料には灯油の他にパラフィンオイルも使用できます。パラフィンオイルは液体ロウソク、オイルキャンドルとも呼ばれ、常温で固まらないロウソクです。灯油より高価ですが匂いが少なく、ススが出にくいです。
ガスランタンの燃料には一般的なカセットコンロで使用される CB 缶(Cassette Gas bombe)と、OD 缶(OutDoor)の 2 種類があります。
OD 缶は CB 缶より高価ですが低温でも使用できるのが特徴です。一般的な CB 缶の中身は液化ブタンとなり、外気温が約 10 度を下回ると使用できません。
CB 缶にもイソブタンやプロパンを混合した寒冷地仕様タイプもありますが、それでも外気温が 0〜5 度(商品により異なる)を下回ると使用できません。(イワタニ公式サイト FAQ より)
OD 缶の場合例えば SOTO 製品の場合、外気温マイナス 5 度まで使用できます。(SOTO 公式サイト FAQ より)
強い光は出せませんが、ロウソクを燃料とするキャンドルランタンもあります。
また光源としては
- 燃料を燃やした炎を光源とする
- 燃料を燃やし、高熱を受けて輝くマントル(発光体)を主な光源とする
- 電気で輝く LED を光源とする
の 3 種類があります。
マントルは強熱発光(Candoluminescence)という原理で、熱エネルギーを光に変換して輝きます。そのため燃料を単純に燃やした場合によりエネルギー効率が良いです。
熱を光に変えるという原理は白熱電球も同じです。電気のエネルギーを熱エネルギーに変え、熱エネルギーから光に変換します。
対して LED は電気を直接光に変換します。熱へ変換にという余分な工程がないため白熱電球と比較で消費電力が 1/5 程度で済み、寿命が 20 倍にも達します。
電気式は過去には蛍光灯式も販売されていましたが、現在はLED式のみになりました。
ガソリンランタン、灯油ランタン、ガスランタン、LED ランタンに必要な作業や場所の制限を比較すると以下の違いがあります。
種類 | 光源 | 準備 | 点灯 | 保守 | 密室使用 | 寒冷使用 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガソリンランタン | マントル | ✕ | ✕ | △ | ✕ | ◎ |
灯油ランタン | マントル | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | △〜◯ |
炎 | △ | ✕ | ✕ | ✕ | △ | |
ガスランタン | マントル | △ | ◯ | △ | ✕ | ✕〜△ |
炎 | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕〜△ | |
LEDランタン | LED | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
準備作業としては、燃料式ならばまず燃料の補給が必要です。他にマントルであればマントルの装着や燃やして炭状にする空焼きなど、光源が炎タイプは芯の調整が必要です。
点灯作業としては、燃料式ならチャッカマンなどによる点火作業が必要です。またマントルタイプの灯油ランタンや一部のガソリンランタンではプレヒートと呼ばれる予熱カップに注いだアルコールを数分間燃やす予熱作業が必要です。
さらにガソリン、灯油を燃料とするマントルタイプはポンピングと呼ばれる加圧作業が必要