

- アウトドアチェアとは
- アウトドアチェアの選び方
- おすすめのアウトドアチェア
- アウトドアチェアAI分析ランキング
- 1位Onway/ オンウェーOnway オンウェー コンフォート ローチェア ベージュ OW-61BD-BM
- 2位CampersCollection/ キャンパーズコレクションYAMAZEN キャンパーズコレクション/Campers Collection ダブルディレクターチェア DD-02WT-GYN
- 3位THERMAREST/ サーマレストZ Seat - 09947
- 4位Coleman/ コールマンインフィニティチェア - 2000033139
- 5位CampersCollection/ キャンパーズコレクションEXT-B35-GY キャンパーズコレクション イーネクストベンチ Campers Collection EXTB35GY
- 6位SOLCION/ ソルシオンSOLCION PATATTO(パタット)180 オリーブ(1コ入)
- 7位Helinox/ ヘリノックスヘリノックス Helinox チェア グラウンドチェア CTN 1822229
- 8位Onway/ オンウェーオンウェー Onway ローチェア 枕付きのリラックスローチェア 折りたたみ ブラック OW-61-BLK
- 9位DOD/ ディーオーディースゴイッス ブラック - C1-774-BK
- 10位Helinox/ ヘリノックスチェアゼロ
アウトドアチェアとは
キャンプで利用するアウトドアチェアとは野外で調理、食事、休憩のために利用する椅子のことです。キャンプチェアや単純にチェアとも呼ばれます。
1 人用が基本ですが、ベンチ型の複数人が座れるタイプもあります。
アウトドアチェアとシェラフ(寝袋)は長時間、体に接すると いう点でキャンプギアの中でも特殊です。しっくり来る・来ないの個人差が大きいので、自分に合ったアウトドアチェアを見つけるようにしましょう。
このページではさまざまな種類があるアウトドアチェアについて初心者でもわかりやすいように解説して行きます。
アウトドアチェアの特徴
キャンプで使用するアウトドアチェアと一般的な屋内で利用する椅子との違いは
- 持ち運びのために軽くコンパクトに収納できること
- 汚れやサビなどに強く、耐久性があること
です。
素材には生地はポリエステル、ナイロン、コットン、ポリコットンなどが採用され、フレームには木、アルミ合金、スチールなどが採用されます。
アウトドアチェアは座面の高さを調整できない商品が多いです。また調整できる商品もオフィスチェアのように柔軟には調整できません。
座ることだけ考えると、座面の高さは人間工学として「自分の下腿(膝の上端から脚底まで)の長さより 1cm だけ短い高さが良い」と言われています。
アウトドアチェアを探すときは自分の下腿の長さを測ってみましょう。
アウトドアチェアの種類
座面高の違い
アウトドアチェアは座面の高さが 30cm 程度のローチェアと、40cm 程度のハイチェアがあります。また高さを調整できる兼用商品も数は多くありませんがあります。
アウトドアチェアの高さはアウトドアテーブルと合わせる必要があります。テーブルとチェアで高さが合っていないと使いづらくなりますので注意しましょう。
ハイテーブルにハイチェアのセット をハイスタイル、ローテブルにローチェアのセットをロースタイルと言います。
また通常のアウトドアチェアを使わずラグなどの上に直接座るお座敷スタイルもあります。お座敷スタイルでは座椅子を使う人もいます。
ハイスタイル、ロースタイル、お座敷スタイルのメリット・デメリットは以下のとおりです。
スタイル | メリット | デメリット |
---|---|---|
ハイスタイル |
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ロースタイル |
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お座敷スタイル |
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収納構造の違い
アウトドアチェアは収納する構造の違いから以下の 3 つに分かれます。
種類 | コンパクト | 簡便さ | 解説 |
---|---|---|---|
組み立て式 | ◎ | ✕ | 生地とフレームが分かれ、フレームは何本ものポールを組み立てるタイプ |
折りたたみタイプ | ✕ | △〜◎ | 背面と座面をパタンと畳むタイプ。簡単な商品が多いが一部商品で面 倒でかなり力がいる組み立てがある |
中央収束タイプ | △ | ◯ | 傘を広げる、畳むような感覚で椅子を棒状に収束するタイプ |
素材の違い
アウトドアチェアの生地とそれぞれのメリット、デメリットは以下の表のとおりです。
生地の素材 | 通風性 | 吸湿性 | 含水性 | 速乾性 | 難燃性 | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ポリエステル | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
ナイロン | ✕ | ✕ | ◯ | ◎ | ✕ | ◎ | △ |
コットン | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ◎ | △ | △ |
ポリコットン | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◎ | ✕ | ✕ |
天然繊維のコットン(綿)、合成繊維のポリエステル、ナイロンが有り、ポリエステルとコットンを混ぜて両者の良い所取りを狙ったのがポリコットンです。
大きな違いはとして、ポリエステルとナイロンは水に強いが熱に弱い。コットンは水に弱いが熱に強い。ポリコットンは水にもそこそこ強く、熱に強い。
コットン(綿)だと燃えやすそうだとイメージする人もいると思いますが、実際は熱に強く、火の粉が落ちても穴が空きにくいです。
ただし色が変わったり、コーディングが劣化はするので、落ちてからも消えずにくすぶってる大きい火の粉を放置して良いわけではありません。
対してポリエステル、ナイロンは火の粉ですぐに穴が空きます。焚き火やバーベキューなどをする場合はアウトドアチェアとの距離に注意しましょう。火の粉は意外と遠くまで弾けます。
他に同じ生地でもメッシュ構造など編み方によっても通気性などの差がでます。
また椅子のフレームの素材とそれぞれのメリット、デメリットは以下の表のとおりです。
生地の素材 | 重量 | サビ | 強度 | 価格 |
---|---|---|---|---|
アルミ合金製 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スチール製 | ✕ | ✕〜△ | ◎ | ◯〜◎ |
カーボンファイバー | ◎ | ◎ | △ | ✕ |
アルミ合金はバランスが良いです。
スチール製は重いですがその分重心が下に来るため安定感は増します。サビは塗装がしっかりしていればある程度はカバーできます。
背もたれの違い
座面と背もたれが分かれたタイプでは、背もたれの高さの違いでハイバック、ミドルバック、ローバックに分かれます。
また座面と背もたれが半球状の一枚布で構成され、背中から腰回りを袋状に包まれる一枚布タイプや背もたれがないスツールタイプもあります。
背もたれの形状 | 背もたれの高さ | 快適性 | コンパクト | 重量 |
---|---|---|---|---|
ハイバック | 頭まで | ◯〜◎ | ✕ | ✕ |
ミドルバック | 肩まで | ◯ | △ | △ |
ローバック | 脇の下以下 | △ | ◯ | ◯ |
半球状一枚布タイプ | さまざま | △〜◎ | △〜◯ | △〜◯ |
スツール | なし | ✕ | ◎ | ◎ |
半球状一枚布タイプは利用者の体形や体重によって合う合わないがあり、同一商品でも人によって快適性の感じ方に差が出やすい商品です。
その他は小さいほど快適性は下がるがコンパクトになり軽くなります。
肘掛け(アームレスト)の有無
アウトドアチェアは肘掛けがあるタイプとないタイプがあります。食事のみの利用であれば肘掛けは気になりませんが、休憩などにも利用しますので、肘掛けがある商品のほうが無難です。
標準アクセサリーの違い
サイドテーブル、ドリンクホルダー、サイドポケット、バックポケットの有無が商品により異なります。
特にサイドポケットがあるとスマホをしまえるので便利です。
特別な形状
複数人が座れるベンチタイプ、フットレストがあり座面の角度を変えられるリクライニングチェア、脚がカーブ状で前後に揺れるロッキングチェア、ハンモック構造など用途が一部限定されますが、代わりに違った付加価値を持つアウトドアチェアもあります。
アウトドアチェアのよくある質問
何年ぐらい使えるの?
素材次第ですが比較的キャンプギアの中では買い替え周期が早い部類です。プラスチックのパーツがある製品はそこが最初に劣化します。木製や鉄製の製品は丁寧に扱えば 10 年以上持ちますが、通常に使っていると細かいキズなどが目立ち始めます。
どこで買えるの?
キャンプ用品専門店、スポーツ用品店、登山用品店、ホームセンター、メーカー公式サイト、Amazon などの EC サイトで購入できます。
アウトドアチェアに関しては少なくとも同じサイズの実物に座っ て確認することをオススメします
アウトドアチェアの選び方
形状や素材がさまざまで、メーカーによりいろいろな特徴を持つアウトドアチェアはどうやって選べばよいのでしょうか。
選び方のヒントをお教えします。
スタイルを決める
ハイスタイル、ロースタイル、お座敷スタイル、囲炉裏スタイルのどのスタイルを行いたいのか、よく考えて絞り込みましょう。
兼用できる商品もありますし、スタイルを 1 つに限定しなくても良いのですが、テーブルも兼用できる商品にするなど他で調整や追加購入が必要な場合があります。
耐荷重で選ぶ
安いスツールや小型のものは耐荷重が 50〜60kg です。子供か小柄な女性用だと思ってください。
一般的なサイズは耐荷重が 80kg の商品が多いです。服装分の重量や何かしら荷物を手に持つことも多いので、体重が 75kg を超えるご家族がいる場合は耐荷重を意識したほうが良いです。
座り心地で選ぶ
頭部も支えるハイバックか、腰が包まれる安定感のある一体布型か、多少動いたときのグラつき具合など、アウトドアチェアは座り心地がいろいろあります。
座り心地は個人の好みが分かれるため、合っているかは座ってみないとわかりません。リアル店舗に行き、実際に座ってみましょう。
見た目で選ぶ
家具類はデザインの方向性に統一感があったほうが良いです。
おしゃれ、スタイリッシュ、武骨などの中からどのようなテイストを目指したいのか、テーブルなど含めて完成形をイメージして選ぶことをオススメします。
ただ多少違ってもテーブルクロスやクッション、小物類でカバーはできます。
焚き火で使うか
焚き火を前にゆったりとした時間を過ごしたい。その場合に使えるアウトドアチェアはロータイプで生地がコットンかポリコットンに絞られます。
薪をくべるためには座面の高さはロータイプがちょうど良いです。また生地がポリエステルやナイロンは火の粉ですぐに穴が開いてしまいます。
収納性で選ぶ
ファミリーキャンプで使うアウトドアチェアは 1 つ 1 つそこまででもなくて、家族 4 名分で 4 つなどとなると車への収納や自宅での収納場所をそこそことります。
収納スペースに比較的余裕がないならばコンパクトにまとまる組み立て式がオススメです。
おすすめのアウトドアチェア
初心者からベテラン向けまでおすすめのアウトドアチェアをご紹介します。
CAPTAIN STAGキャプテンスタッグUC-1827棚モック付ラウンジチェア (ブラック)
ディーオーディーDODSUGOISSU / C1-774-TNスゴイッス タン
- このコンパクトさなのに高さと角度調整で 10 段階の変化
- ハイスタイルからお座敷スタイルまでさまざまなスタイルや利用シーンで活躍
- 厚手のコットンで焚き火のそばでも使える
- 耐荷重も 100kg も余裕がある
- サイドポケットでスマホやペットボトルを格納できる
多機能で様々な高さ・角度に調整可能のため、どんなシーンでも最適な座り心地を提供します。焚き火のそばでのリラックスタイムから、テーブルでの食事まで、あらゆる場面で活躍します。
4本の脚を全て折りたたんだ状態でも安定して座ることができます。その人気は、販売のたびに即完売を繰り返したほどです。
この「スゴイッス」からリクライニング系を強化した「ヤバイッス」も販売されています。
この商品の性能、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
