キャンプの醍醐味は料理やお酒、自然鑑賞など人によってさまざまです。その中でも料理や焚き火の鑑賞で活躍するのが「焚き火台」です。
焚き火台と言っても各アウトドアメーカーから、形状や大きさの違うさまざまな商品が販売されているため、どれを選べばよいか迷っていませんか?
今回は数多くある焚き火台の中から、用途や人数に応じた選び方と、おすすめの4点をご紹介します。あなたにあった焚き火台を見つけ、キャンプ場で焚き火を楽しみましょう。


- 焚き火台とは?
- 焚き火台の選び方
- おすすめの焚き火台 10 選
- 初心者UNIFLAME/ ユニフレームファイアグリル - 683040
- 最強スノーピーク/ snow peak焚火台 M - ST-033R
- ステップアップColeman/ コールマンステンレスファイアープレイスⅢ - 2000023233
- 収納性が抜群ハイランダー/ Hilander焚き火台 六花
- おしゃれCHANGE MOORE/ チェンジモアCHANGE MOORE 焚き火台 大型 簡単組み立て 【焼き網付き】 コンパクト バーベキューコンロ 高さ調整可能 焚火台 1台多役 収納袋付き 多人数にも対応
- 初心者Coleman/ コールマンファイアーディスク(TM)ソロ - 2000037404
- 使いやすさUNIFLAME/ ユニフレームファイアグリルsolo - 683095
- 安心感UNIFLAME/ ユニフレームネイチャーストーブ - 683033
- おしゃれバーゴ チタニウムヘキサゴンウッドストーブ T-415
- 最強Solo Stove/ ソロストーブsolo stove タイタン
- 焚き火台AI分析ランキング
- 1位ロゴス/ LOGOSLOGOS the ピラミッドTAKIBI L - 81064162
- 2位UNIFLAME/ ユニフレームファイアグリル - 683040
- 3位Tokyo CampTokyoCamp 折りたたみ焚火台
- 4位Field to Summit/ フィールドトゥーサミット富士見産業 Field to Summit フレイムストーブL OFBFL ウッドストーブ 大型 キャンプストーブ 焚火台 ストーブ 軽量 コンパクト 二次燃焼 携帯用 サブコンロ ステンレス 五徳 熱効率 ポータブル シルバー 約φ17×h24cm
- 5位Tokyo CampTokyoCamp 焚き火台専用 ウインドスクリーン 安定感のあるスチール製 折りたたみ 風防板 アウトドア 風除け 5本ペグ 収納袋付き
- 6位FUTURE FOX/ フューチャーフォックス焚火台 ナバホ柄
- 7位スノーピーク/ snow peak焚火台 M - ST-033R
- 8位SHO'S/ 笑’sコンパクト焚き火グリル 『B-6君』 - SHO-002-00
- 9位DOD/ ディーオーディーめちゃもえファイヤー - Q3-626-SL
- 10位Tokyo CampTokyoCamp 焚き火台 専用プレート 焚火シート 耐熱 スチール製
- まとめ
焚き火台とは?
焚き火台とは地面の上で直接焚き火(直火)しないように底上げした台のことです。ほとんどのキャンプ場では直火を禁止しています。そのためキャンプで焚き火をするには必須のキャンプギアです。
焚き火の歴史は古く、北京原人の遺跡に焚き火の跡が残っていたことから約 50 万〜40 万年前から人類は焚き火を行っていたことが確かめられています。
その後人類は狩り、明かり、調理、暖炉に火を利用し、それらとともに進化を続けてきました。
しかし現在は IH やガスの 普及により直接火を見ることがなくなってきました。火を扱うことでキャンプの醍醐味でもある非日常感を味わえる焚き火台は、キャンプには欠かせない存在です。
特徴
焚き火台は高温で燃える薪を支えるため、頑丈で耐熱性が高いのが特徴です。
コールマン、スノーピーク、ユニフレーム、キャプテンスタッグなどの有名なアウトドアメーカーはもちろん、さまざまなメーカーが焚き火台を展開しています。
形状や大きさも多岐にわたり
- 見た目がカッコイイ
- コンパクトで収納性がよい
- 長く使用できる
- 軽くて女性でも組み立てが簡単
など、商品によって、さまざまな特徴があります。
素材もアルミやステンレス、チタンなどがあり重量も違います。さまざまな焚き火台があり迷ってしまいますが、自分のキャンプスタイルと照らし合わせて、自分にあった最高の焚き火台を購入しましょう。

地面がウッドデッキや人工芝などで焚き火台を利用しても焚き火が全面禁止や、焚き火ができる場所が限定されるキャンプ場もあります。
そのようなルールはキャンプ場のチェックイン時に説明がありますので、聞き流さずにちゃんと確認をしましょ う。
メリット
メリットは用途によってさまざまですが、大きく以下の3点です。
- ゆらめく炎で癒やされる
- 暖かく暖を取れる
- 料理ができる
まず一番のメリットは「癒やし」です。ゆらゆら燃え上がる炎を鑑賞することで、日常を忘れ、安らぎの時間を過ごすことができます。
その癒やし効果は「1/f ゆらぎ」というもので、しばらく暖炉の火の前にいた被験者がリラックスし人生に対する肯定感を向上することを、実験で確かめられています。
夜のキャンプ場で炎を鑑賞してみてください。日常にはない、格別の夜を過ごすことができます。
また燃えあがる炎から暖を取れます。秋冬キャンプはもちろんですが夏場も夜は冷えます。そのため焚き火で暖を取ることで快適に過ごせます。
さらに焚き火台の上に網を載せれば、グリルとして料理することでもできます。兼用にすれば荷物を減らせます。

デメリット
焚き火台を設置するのにも一定のデメリットはあります。使い方や人によって、とらえ方はさまざまですが、一般的なデメリットは以下の3点です。
- 煙がでる
- 薪や炭などが一定量必要
- 大人数の料理には向いていない
ガスバーナーなどと違って、焚き火では服や髪に匂いが付くことになります。燃焼する薪によって香りを楽しむ人がいますがデメリットと感じる人もいるでしょう。
また焚き火はもちろん焚き火台のみでは使用できません。薪や炭などが必要です。落ち葉や枯れ木でも使用できますが火を起こすのに時間がかかったり、うまく燃焼しなかったりとおすすめできません。
カセットコンロであればガスボンベ(CB 缶)をコンビニエンスストアでも購入できて、使用量も1回のキャンプで 1〜2 本で済みます。しかし、薪は1束(約 7kg 程度)で針葉樹で 1〜2 時間、広葉樹で 3〜4 時間程度しか持ちません。
薪はキャンプ場でも購入できるところもありますが、それ以外だとホームセンターやアウトドアショップで購入と調達に手間がかかります。
加えて焚き火で料理は出来ますが、バーベキューグリルなどより調理スペースが少なく火力の調整も難しいです。
3 人家族などであれば大丈夫ですが、4 人家族だと大きめの焚き火台でないと調理スペースが不足してしまいます。
5 人以上の場合はバーベキューグリルやツーバーナーの検討をおすすめします。
焚き火台のよくある質問
薪と炭はどちらを使用すれば良いの?
薪は炎の立ち上がりが強いため、「炎の鑑賞」や「暖を取る」のに適しています。 一方炭は火力が安定しやすく、主にバーベキューなどの料理で使用します。遠赤外線効果もあるため、じっくり調理ができます。
火の粉が飛び散らないの?
焚き火をすると火の粉が飛び散ります。気になる場合は燃焼部が深く飛び散りにくい、深型を選 びましょう。 また、難燃性素材のキャンプウェアが販売されているので、そちらもご検討ください。
値段は一般的なものでどれくらい?
ファミリーキャンプを想定した場合、浅型の一般的なもので約 5000 円〜15000 円です。この程度で十分なスペックですが、素材や大きさなどスペックを上げると 20000 円以上のものもあります。
種類
焚き火台の種類は大きく 浅型焚き火台、 深型焚き火台、 ソロ用焚き火台、 ウッドストーブ の4つに分けることができます。求める用途や人数、キャンプスタイルに合わせて選んで下さい。種類を理解することで適切に焚き火台を比較できます。
また焚き火台を使用する際には焚き火シートを使いましょう。火の粉から地面を守ってくれます。
設置が簡単で扱いやすい「浅型焚き火台」
炎の鑑賞と暖を取るのに向いています。ただし、火の粉が飛びやすいため周囲に配慮が必要です。
浅型の焚き火台はキャンプ場で多くの人が使用しています。設置が簡単で薪を組み替えたり取り出しやすく、火の調整がしやすい焚き火台が多く、初心者におすすめです。
料理がしやすく長時間焚き火を楽しめる「深型焚き火台」
風の影響を受けにくいため料理と長く暖をとることに向いてます。形状が大きめになりがちですが、折り畳み式でコンパクトに収納できる商品も多く販売されています。
燃焼場所が浅型に比べ深く、火の粉が飛びにくくなっています。網の高さを調整したり、焼き網や五徳の付属品がセットになっている商品もあり、料理の幅を広げてくれます。
軽量かつ収納性に優れた「ソロ用焚き火台」
ソロキャンプやツーリング、登山で焚き火をするには「軽量」かつ「コンパクト」な焚き火台が適しています。テーブルの上で使用できるミニモデルなど、収納性に優れコンパクトで、値段が安い商品が多くあります。
コンパクトで軽量な火起こし器「ウッドストーブ」
小型でコンパクトなものが多いウッドストーブ。ネイチャーストーブとも呼ばれます。
二次燃焼を利用した商品が多くあります。
焚き火では高温で熱すると薪から可燃ガスが発生し、そのガスに火が付くことで炎となります。
しかし、可燃ガスの一部は燃えずに、未燃焼ガスとして白い煙となります。その未燃焼ガスを高温の空気を吹き付けて、再燃焼させるのが二次燃焼です。
そのため燃焼性が高く、短時間で燃え、煙が少ないのが特徴です。長い時間の焚き火には向きませんが、湯沸かしなど短 時間で火を使用したい場合はおすすめです。
地面を守る「焚き火シート(スパッタシート)」
焚き火シートは焚き火台の下に敷くシートのことです。スパッタシートとも呼ばれます。
耐熱性の高い素材でつくられており、焚き火をする際に発生する火の粉から芝生への延焼を防いだり、地面へのダメージを軽減することで環境への配慮ができます。
焚き火シートを購入する際は、設置する焚き火台の大きさにあったものを選ぶ必要があります。