レビュー:
1970〜90年代のヒマラヤ登山全盛期に多くの隊を支えた屈強のテント『ダンロップ』の意志を受け継ぎながらも、最先端の技術を投入した軽量化や徹底して国産にこだわった高品質のテント。
近年山岳テントの主流となっている吊り下げ式をいち早く取り入れ、軽量、コンパクト、耐久性・快適性に優れ、雪山含めたオールシーズン使用可能な性能であること、なにより国産で高品質、修理・メンテナンス用意であることが購入の決め手です。
降雨量が多く湿度の高い日本の山岳エリアでの使用を考え防水性に重きを置いており、フライシートは雨が沁みることもなく、インナーの結露もほとんどつかない。
インナーテントを巻き上げる紐が長いので生地が垂れ下がってしまうこと、テント内に小物を収納できるポケットが一つしか無いことが不満な点として残るが、日本の山岳テントとして満足のいく製品です。