名称 | 読み・別名 | ロゴ | 商品掲載数 |
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muraco | ムラコ | ![]() | 44 |
国・所在地 | 事業開始年 創業者 | HP | SNS |
日本 埼玉 | 2016 | 日本公式 |
今回は、スタイリッシュなブラックカラーのギアが注目されている新進気鋭のアウトドアメーカー、muraco(ムラコ)について歴史や特徴を解説します。
また定番商品から知られていない逸品など、いろいろな観点でおすすめ7商品を選びました。
クラフトマンシップあふれる、こだわりに満ちたmuracoについて知りたい方は、ぜひご一読ください。


muracoとは?
muraco(ムラコ)は、埼玉県狭山市に本社を置く、金属切削加工業を主な事業内容とする株式会社シンワが展開するアウトドアブランドです。
0.01mmの誤差も許されない金属加工業で培われた確かな技術とノウハウを活かした新事業として、2代目代表取締役の村上 卓也氏が2016年にmuraco事業部を創設しました。
以来「アウトドア・ギルド」として、企業の枠を超え、各分野のプロフェッショナルとmuracoを共創し、既成概念を超えた新しいデザイン・使い方・楽しみ方を提案しています。
クラフトマンシップをもって製品開発することを基本とし、専門である金属を使用した製品はもちろん、専門外である布地についても提携織布・縫製工場と綿密な話し合いを経て、素材から加工方法まで決定。
国内メーカーですが中国の提携工場での生産も行っており、muracoの人気商品である、焚き火台「SATELLITE FIRE BASE」を例にあげると、基幹パーツは自社工場、その他部分の量産は中国の提携工場で製作しています。
中国の提携工場で量産された製品のバリ取りや曲がり取りなどは事業部で手作業で行われ、徹底して製品のクオリティを保っています。
muracoのデザインポリシーは「最低限の部材で最良の機能を追求すること」です。シンプルな機能美を持ち、ユーザビリティーが重視されたギアの数々は年々ファンを増やしています。

製品の特徴
「アウトドア・ギルド」を掲げ、各分野のプロとともに既成概念にとらわれない製品作りをしているmuracoの特徴は以下です。
- 高品質
- 操作性が良い
- ユーザー目線の作り
- モノトーンカラー
- デザイン性が高い
- 耐久性が高い
- 機能が充実している
- 値段が高め
muracoを展開する株式会社シンワの事業内容は金属加工業です。常に均一な精度が求められる厳しい評価基準の中で培われた技術とノウハウをもって作り出されるmuracoの製品はいずれも高品質。
黒をメインカラーとしたスタイリッシュな見た目だけでなく「使いやすさ」「設営のしやすさ」「携帯性のよさ」など、ユーザー目線の丁寧なデザインが考えられています。
山岳用・キャンプ用とは分けず、すべての製品をどんな状況下でも安全に使用できるよう、開発者自らが何度もフィールドテストを行っているので、耐久性は確認済み。
素材選びや製造方法まで、こだわりぬいて完成した製品は、国内メーカーの中でも値段は高めですが、それに見合う価値がある製品となっています。

会社情報
「株式会社シンワ」
事業内容:金属切削加工業、アウトドア用品企画製造販売業
沿革 | |
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1974年 | 先代、村上善一が埼玉県大井町(現ふじみ野市)にて有限会社信和製作所を設立 |
1988年 | 株式会社シンワに商号変更 |
2016年 | アウトドア用品の企画・製造・販売を開始、 muraco事業部創設 |
2018年 | muraco事業部建屋増築、直営店OPEN |
「技術と発想の力で製造業に可能性を。」
歴史、技術、設備に満足することなく、新しい可能性を探求し続け、事業を継承させることをVISIONとして掲げる株式会社シンワ。
2016年に新事業としてアウトドアメーカーmuracoを立ち上げ、自社の金属加工技術と既成概念を超えたアイデアでメーカーを展開しています。
muracoによって会社が成長したことで、2021年に経済産業省「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出されました。
おすすめの「muraco」商品
黒地に「m」のメーカーロゴがひときわ目をひくスタイリッシュな見た目のmuracoのギアは、1974年創業の金属加工会社が、クラフトマンシップをもって素材選びから加工までこだわり抜き、外部企業と共に作りあげています。
説明書を読まなくても感覚的に設営・設置ができるシンプルな構造。
何度もフィールドテストを行って確認された、過酷な自然環境でも安心の耐久性。
国内アウトドアメーカーの中でも、高めの価格ではありますが、その値段に見合う高い品質と機能をもっています。
そんなmuracoのおすすめ商品をご紹介します。
ムラコmuracoテント NORM 3P BLACK TE0020BK
- 頑強なドーム型構造
- シンプルなデザイン
- 高い機能性
- 設営が簡単
「BLACK BEAK」の代替となる定番モデルとして2021年に発売された「NORM」シリーズ。
安定感のあるドーム型を採用し、できる限り高さを低くすることで耐風性を高めています。「BLACK BEAK」の課題であった排水・排雪性も向上し、悪天候でも安心して過ごせます。
色展開は黒とグレー。シンプルでミニマルなデザインとそのカラーリングによって、スタイリッシュにも武骨にも魅せることができます。
設営方法と使用感は、こちらの動画がわかりやすかったので、ぜひ、参考にしてください。

ムラコmuracoSATELLITE FIRE BASE
ムラコmuracoZIZ TENT SHELTER BLACK
ムラコmuracoHEXA ULTRA SPARK TP0010
ムラコmuracoRICE COOKER BLACK
2023 年新アイテム
新アイテムは随時ニュースレター、SNS(Instagram、Facebook)で案内。
詳細はmuracoの公式ホームページで確認できます。
たくさんの写真と商品説明文は、使用するイメージやmuracoの商品に対する想いが伝わります。
直営店であるmuraco TACHIKAWAではテント・タープといった大型アイテムも店頭展示しているので、実物を見ることができます。
公式のInstagramでは新作テントの設営ポイントなどをショート動画で紹介していますので、購入を迷っている方や設営に不安がある方は必見です。
2023年もHELLY HANSENやand wanderとのコラボレーションアイテムや、愛犬家に向けたアイテム「Gris」シリーズなど、次々に発売。
そんな中から、今回はテント2種をご紹介します。
ムラコmuracoKRAKEN TENT SHELTER TE0060BK
ムラコmuracoRAPIDE X1-2P TE0090GY Grey
商品一覧 全44アイテム
まとめ
少しの誤差も許されない金属加工業界で長年培われた技術とノウハウを活かし、企画・製造・販売を行うアウトドアメーカーmuracoについてご紹介しました。
InstagramなどのSNSでも、muracoのギアを使ったおしゃれな投稿が多くあり、人気の高さがわかります。
流行りのブラックカラーやデザイン性に目がいきがちですが、自分たちの技術だけでなく、他分野のプロと共に作り上げられたギアは、品質や機能性も含めておすすめできるものばかりです。
見た目が気に入ってmuracoを選んだとしても、実際にフィールドで使用すれば、muracoの真価を体感するのではないでしょうか。
デザイン性と品質、どちらも妥協できない方は、ぜひmuracoをチェックしてください。