ツーリングテント選びに迷っていませんか?そんな人のヒントになるように今回はツーリングテントについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
また初心者向け、おしゃれ優先、最強の商品などいろいろな観点でおすすめ商品を選びました。最新の人気ランキングも交えてツーリングテントのすべてをご紹介します。
ツーリングテントについてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。

CAMPxGEAR編集長
制作記事一覧

タニ ヤオミ
- ツーリングテントとは?
- ツーリングテントの選び方
- おすすめのツーリングテント
-
ツーリングテント最新人気ランキング
- 1位:ホールアース EARH PYNOMAD(10,989円〜)
- 2位:Coleman ツーリングドームテント ST(11,900円〜)
- 3位:OneTigris CONIFER ポリコットンT/C(31,000円〜)
- 4位:DOD ワンタッチテント(10,350円〜)
- 5位:ホールアース EARTH PRISMAD(10,989円〜)
- 6位:OneTigris SOLO HOMESTEAD ポリコットンTC(42,000円〜)
- 7位:Hilander Northgaze ポリコットン(39,800円〜)
- 8位:THE NORTH FACE Lander 2(44,000円〜)
- 9位:Quechua 2 SECONDS EASY FRESH&BLACK(17,800円〜)
- 10位:Coleman ワイドツーリング/130(26,400円〜)
- まとめ
ツーリングテントとは?
空前のキャンプブームと言われる近年、バイクや自転車でキャンプを楽しみたいというキャンパーも多く見かけます。気軽に旅を楽しめるツーリングキャンプはとても魅力的です。しかしバイクや自転車には積載量に限りがあるため、テントもできるだけ軽量でコンパクトである必要があります。
そんなキャンパー達におすすめなのがツーリングテントです。ツーリングテントはバイクや自転車で持ち運べるほど軽量でコンパクトなテントのことをいいます。
山岳用のテントとは違い、風や寒さに強いわけではありませんがリーズナブルな価格のものが多いです。特にバイクはライディングへの影響や積載量も法律で定められていることからもツーリングテント選びは重要です。

特徴
ツーリングテントの魅力はなんといっても軽量でコンパクトに収納でき、設営も簡単であることです。そのためライダーに限らず、初心者やソロやデュオでキャンプを楽しむ人たちにも人気のテントです。種類も豊富で自立式から非自立式、ポップアップテントなど数多く販売されています。
ソロキャンプの場合は1人用のテントでも十分ですが、荷物置き場や快適さを求めるなら2-3人用を選ぶと良いでしょう。ただし、大きさや重量は増えるので快適さとコンパクトさのどちらを優先するか悩めるところですが……。
また、ツーリングキャンプでは車内に荷物を置いておくことはできません。そのため雨天時に荷物を雨から守ったり、インナーテントに入れたくない靴やギアを収納できるようにテントに前室があると便利です。
メリット:軽量・コンパクトで設営が簡単
ツーリングテントのメリットをご紹介します。
- 軽量・コンパクトで持ち運びしやすい
- 設営が簡単
- 価格がリーズナブルである
ツーリングテントのメリットといえば、やはり軽量でコンパクトであることです。キャンプツーリングは1人のことも多いため1人で設営しやすいのも重要なポイントです。
デメリット:居住性は劣る
次にツーリングテントのデメリットを紹介します。
- 居住性は劣る
- 荷物の置き場が少ない
軽量でコンパクトな分、やはりファミリー向けテントやツールームテントと比べるとスペースや居住性では劣ってしまいます。

テントのよくある質問
キャンプ用品専門店、スポーツ用品店、登山用品店、ホームセンター、メーカー公式サイト、AmazonなどのECサイトで購入できます。
ご自宅の近くにWild1などキャンプ用品専門店があるならそちらが、無い場合は公式メーカーが運営しているAmazonなどが確実に保証されますのでオススメです。


種類
ツーリングテントにはさまざまな種類があります。大まかに下の表のようにワンタッチタイプやポップアップテント、組み立て式のテントに分けられます。また、組み立て式には自立式タイプと非自立式タイプテントがあります。
種類 | 説明 |
---|---|
ワンタッチタイプ ポップアップタイプ |
傘のように骨組みと生地が一体化して開くだけで立てられる。 設営が簡単ですぐに立てることができるので便利。 |
自立式タイプ | ペグやロープを使わなくてもポールのみで立てられる。 比較的設営が簡単で場所を選ばない。 |
非自立式タイプ | ペグ打ちやロープを張る必要があるがコンパクトに収納できる。荷物を最小限に抑えたい人におすすめ。 |
ツーリングテントの元となっているドームテントやワンポールテントについて詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。
ツーリングテントの選び方
では、このように数あるツーリングテントからどのように選べばよいのでしょうか。テント選びに重視したいポイントをみていきましょう。
ポイント1. 携帯性
ツーリングテントで最も重要となる要素です。バイクは特に積載量の制限が法律で定められているので注意しなくてはなりません。しかし、軽量・コンパクトになればなるほど高価格です。
ポイント2. 構造
快適さを左右するポイントとして、シングルウォールかダブルウォールかという構造上の違いもあります。シングルウォールは軽量であるという利点はありますが、結露や雨に弱いです。
一方ダブルウォールはベンチレーションがついておりインナーテントがメッシュ仕様のことも多く通気性や保温性に優れます。
ポイント3. 設営・撤収の簡単さ
バイクや自転車でのキャンプの場合、1人で設営ということも多いかと思います。そのため設営のしやすさは重要なポイントです。また雨天時にも短時間で設営・撤収ができるというのも大きな魅力です。
ポイント4.前室の有無
荷物を雨から守ったり、就寝時インナーテントに入れたくない靴やキャンプギアなどを収納したり、何かと重宝します。
ポイント5.耐水圧
ツーリングテントに限ったことではありませんが、耐水圧もテントを選ぶうえで重要な要素です。雨漏りしたテントで寝ることにならないように最低でも耐水圧1,500mm以上のものを選ぶようにしましょう。
おすすめのツーリングテント
ツーリングテントにはさまざまな種類や特徴があります。どのような環境や形態でキャンプをするのか、またキャンプをする際に何を重視するかによってテント選びをするとよいでしょう。テントは大きなギアでありライダーの疲れを癒やすのに大事なアイテムですから、じっくり慎重に選びたいですね。
そこで、バイクに積載できる大きさであることはもちろん、快適さもある程度重視して、軽量・コンパクト、かつ機能性のあるものをいくつかピックアップしてみました。ここからは実際のおすすめテントを紹介します。
初心者におすすめの「DOD ライダースワンタッチテント T2-275-TN」
おすすめの理由としては
・ヒモを引くだけのワンタッチ設営
・バイクに積載しやすい収納サイズ
・荷物や靴を置くことができる前室
初心者にとって設営が簡単というのは重要な要素ですが、このテントはヒモを引くだけで簡単に設営できます。また大きな換気窓がついているため通気性もよく快適に過ごせるテントです。
設営の仕方などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
ステップアップにおすすめの「キャプテンスタッグ トレッカー キャンプベースソロUV」
おすすめの理由としては
- パップテントならではの前室の広さ
- 冬キャンプも可能なスカート付き
- サイドパネル付きで日差しをさえぎれる
パップテントはキャノピーがタープの代わりになるのが嬉しいですね。前室も広いです。しかもこのテントはキャノピーにサイドパネルが付いているので日差しや風を遮ることができます。また、ツーリングテントには珍しいスカート付きなので冬キャンプにも使えます。
設営の仕方や大きさなどはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
コスパでおすすめの「BUNDOK ツーリングテント BDK-18」
おすすめの理由としては
- 価格が安い
- ペグ打ちしなくても自立する
- インナーテントの入り口が2カ所あり通気性が良い
このテントの魅力はなんといってもコストパフォーマンスの良さです。この機能で1万円以下で購入できるのはありがたいですね。収納もとてもコンパクトになるので持っていて間違いのないテントです。
この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
おしゃれなツーリングテント「DOD ライダーズワンポールテント T1-442-TN」
おすすめの理由としては
- おしゃれな外観
- ツールームにもなる広い前室
- ワンポールで設営が簡単
ワンポールテントは見た目がかわいいですね。真ん中のポールが180cmもあるので立ち上がっても広く感じます。設営もペグを打ったらポールを立てるだけなので女性でも楽にできます。重量も2.6kgと軽いのも魅力です。
この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
最強のツーリングテント「Coleman ツーリングドームテント ST」
おすすめの理由としては
- しっかりした作りで広い
- 前室が広く別売りのポールを購入すればタープにもなる
- インナーテントが2カ所オープンし、上部に換気窓があるので通気性が良い
インナーテントが広く大人が寝ても荷物を置く余裕もあります。また生地や作りがしっかりしているので安心感があります。前室が広いのもいいですね。価格と機能性のコストパフォーマンスの良さでキャンプ場でも多く見かけるのもうなずけます。
この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください
ツーリングテント最新人気ランキング
ツーリングテントの人気はどのようになっているのか。楽天の二名以下用テントランキングを元にTOP10を調査しました。
2022年10月31日~11月6日の期間を対象として楽天が2022年11月9日に公表した二名以下用テントランキング(売上や取り扱い店舗数などから楽天独自ランキング)を元に
- 通常のテントを対象として抽出
- 紛れ込んでいるポップアップテントや3名以上サイズのテントは除外
- ノーブランド、ショップブランドを除外
- 同一商品の販売店違い、色違い、サイズ違い、オプション違いを除外(最上位のみ掲載)
を行った。また商品情報が不足時はメーカー公式サイトやネットに公開されている取扱説明書の情報を元に追記した。
1位:ホールアース EARH PYNOMAD(10,989円〜)
2位:Coleman ツーリングドームテント ST(11,900円〜)
3位:OneTigris CONIFER ポリコットンT/C(31,000円〜)
4位:DOD ワンタッチテント(10,350円〜)
5位:ホールアース EARTH PRISMAD(10,989円〜)
6位:OneTigris SOLO HOMESTEAD ポリコットンTC(42,000円〜)
7位:Hilander Northgaze ポリコットン(39,800円〜)
8位:THE NORTH FACE Lander 2(44,000円〜)
9位:Quechua 2 SECONDS EASY FRESH&BLACK(17,800円〜)
10位:Coleman ワイドツーリング/130(26,400円〜)
1万円代の商品と4万円代の商品に人気の二極化が見られます。また時期としても結露に強いポリコットン(TC)の人気が高いようです。
まとめ
みなさん、いかがでしたか? ツーリングテントの特徴やおすすめをまとめてみました。
キャンプツーリングの人気が高まるにつれ、いろいろなメーカーからコンパクトなだけでなく機能性も備えたツーリングテントが開発・販売されるようになりました。より快適にキャンプを楽しむためにもじっくり選んでみてください。この記事がみなさんのテント選びの参考になればうれしいです。
ツーリングテントがあればキャンプツーリングがぐっと身近なものになります。ぜひ自分のキャンプスタイルに合ったテントを見つけて快適な旅を楽しんでください。次の休みはツーリングテントを持ってキャンプツーリングに出かけましょう!

タニ ヤオミ
最近は特にソロキャンパーやツーリングキャンパーも増えているためツーリングテントの商品数も増えています。
収納時が軽量かつコンパクトであることが一番重要になります。軽量化を図る一番の方法はテントの布地部分を減らすこと。おすすめのツーリングテントはインナーテントが取り外せるタイプです。
軽量化重視で選ぶとするとシングルウォールタイプのテントになるのですが、やはり避けられないのが結露の問題。撤収時も結露で濡れたテントの収納は大変なだけでなく、重量も増えてしまいます。
インナーが取り外し可能なテントであればキャンプ場のコンディションによってインナーの有無を選ぶことができるので軽量化をはかることができ、また分散しての収納も可能になってきます。積載スペースに限りのあるツーリング時におすすめです。