キャンプ向けお皿(プレート)の選び方とおすすめ5選!

出典:キャプテンスタッグ CSブラックラベル ホーロープレート 22cm 食器

出典:キャプテンスタッグ

キャンプにおいて食器選びに困ったことはありませんか?初めてだと特にどういう食器が使いやすいのか実際に使うまでわかりづらいですよね。

私はとりあえず紙皿を持って行ったものの風に飛ばされてしまったり、このお皿は誰のものなのか、何に使ったものなのかわからなくなった経験があります。また、キャンプ場でのゴミの処分にも困りました。

「どういうお皿が使いやすいのかな?」

「紙皿ではなく自分の食器を持って行って本格的なキャンプがしたい」

そんな思いに少しでも添えるように、今回はお皿(プレート)について種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。また初心者向け、おしゃれな商品、最強の商品など、いろいろな観点でおすすめ5商品を選びました。

使いやすくおしゃれなお皿(プレート)について知りたい方は、ぜひご一読ください。

制作者
泉夏絵子

泉 夏絵子   

小さいころから憧れていたアウトドアの世界に踏み出し、その魅力にはまりました。アウトドア商品を眺めては、買いたいものリストが溜まっていく日々です。今一番欲しいものは、ワンタッチテント。冬キャンプに行くために少しずつ準備中です。

お皿(プレート)とは?

日本の最初の食器は土器です。それは縄文土器や弥生土器とよばれています。しかし、中国ではそれ以前に土器が使用されていたことが分かっています。土器は素焼きの器の状態です。用途としては儀式に使われていたことが多く、その一方で食器としても使用していた説があります。

それからは中国を中心に土器が発達し陶磁器が生まれました。食器の歴史の中でも有名なのは白磁です。白磁が世界に広まり、さまざまな食器メーカーが誕生しました。日本の白磁の食器で代表的なのは有田焼(伊万里焼)です。幕末には食器は日用品となるまで普及しました。

プレートの形状は円形だけでなく、四角や楕円形もあります。また、縁の高さがあるものや低いものなど形状はさまざまです。用途として多いのは、大きいものだとメイン料理、小さいものだととりわけ皿が多いです。もっと小さいものだとタレやソースを入れる商品もあります。

特徴

一般的にプレートは浅い大皿を指します。現在はプレートに仕切りがあり、多数の料理を盛りつけられる商品もあります。ワンプレートで食事の盛り付けが終わると、片付けがとても楽です。また、必要な皿の枚数が減るので、荷物を軽くできます。

また、材質はステンレス、チタン、木製、ホーロー、プラスチックなどいろいろあり、キャンプでの目的に合わせて選ぶことができるのもうれしいポイントです。

デザイン性が高く、キャンプでの食卓を彩るのに欠かせない食器。長く愛用できるこだわりのものを選びたいですね。

メリット:繰り返し使用ができ、実用的でおしゃれなものが多い

プレートを使用するメリットとは何でしょうか。

  • 洗えば繰り返し使用できるため、キャンプ場でのゴミを減らせてエコである
  • デザインが豊富なので自分の好みを見つけられる
  • 必要なサイズを選べ、料理の盛り付けがきれいにできる

プレートを使用する最大のメリットは、紙皿とは違い何度も使用できる点です。そのため、ゴミ捨て場がないキャンプ場でも活躍します。また、大皿を選べばBBQで焼いたものを次々に盛ることができたり、焼く前の材料を置いておくスペースになります。

デザイン性が豊富なプレートは汎用性の高い大きさなど好みが分かれてきます。そのため、口コミでの使用感やYouTubeなどで大きさを紹介している動画があるため、そちらを確認するといいです。色や柄も含め、自身のお気に入りを見つけたいですよね。

最近ではおしゃれな柄が描かれた紙皿も多くありますが、プレートを使用することで風に飛ばされる心配がなくなり便利です。プレートの色や柄にこだわると、食卓も華やかになります。シェラカップを代用にする人もいますが、プレートがあることでとりわけ皿にできたり、メイン料理をきれいに盛り付けられたりします。必要なサイズが選べ、携帯性があるのもプレートのメリットです。

デメリット:荷物の量が増えるため工夫が必要である

上記のようなメリットがあるプレートもデメリットがあります。

  • 人数が多い時や必要な食器が多いと荷物が多くなる
  • 木製プレートなど取り扱いに注意が必要である

プレートのデメリットは、荷物が多くなることです。しかし、スタッキングが可能な商品や専用のケースがついている商品があり、コンパクトに持っていくことができます。専用のケースは、キャンプでの使用後に保管場所になるためおすすめです。

また、木製のプレートは商品によっては耐熱温度が低いものがあります。自宅でも使用する場合は、電子レンジ、食洗器が使用可能かも重要です。取り扱いは商品によって異なるため、注意書きをよく確認する必要があります。

出典:snow peak

お皿(プレート)の選び方

プレートで大切なのはキャンプでの使用目的に合ったものを選ぶことです。どのように選べばいいか、ポイントを4つ挙げました。参考にしてください。

ポイント1.  素材で選ぶ

ステンレス製

錆びにくく丈夫である

無機質でシンプルなデザインが多い

チタン製

直火が可能な商品がある

ステンレス製より軽い

プラスチック製

比較的安価に手に入る

落としても割れにくいため、小さい子供がいても安心して使える

カラフルで柄物が多い

ホーロー製

デザイン性が高い商品が多い

においがつきにくく、汚れが落ちやすい

詳しくは食器でまとめてあります。ぜひご覧ください。

ポイント2. 利用人数で選ぶ

利用人数により必要なプレートの数は変わります。一枚でもあれば何種類も料理が盛れるプレートがあると便利ですよね。また、小さな子供がいる場合は割れやすいプレートは怪我の原因になるため、控えたほうがいいです。

最近では、ソロキャンパー向きのセットも多くあります。そのほとんどがスタッキングが可能なものだったり、専用のケースで持ち運びがしやすいものだったりします。そういったものを持っておくと人数が増えた時も焦らず準備できますね。

ポイント3. 収納性で選ぶ

必要な食器をそろえて持っていこうとするととても荷物が多くなってしまうことがあります。そんなときは、軽量のチタン製やプラスチック製がおすすめです。また、収納しきれない事態を防ぐためにはスタッキングが可能な商品が便利です。

食器自体を収納するケースはいろいろとありますが、セットでついていると楽ですよね。また、その商品に合った大きさで作られているため、きれいに収納できます。使用しないときはケースに入れて保管もできるため自宅での保管にも困りません。

ポイント4. 価格で選ぶ

同じプレートでも、その価格は幅が広いです。プラスチック製は比較的安価ですが、チタン製やなにか特別な加工がされている商品は値段が上がります。そんな中、キャンパーの中で注目を浴びているのが百均やニトリ、無印良品といったメーカーです。

安いだけでなく、機能性がある商品もあり、実際にキャンプで使用している様子をYouTubeやSNSであげている人も多くいます。

プレートはニトリだと安価でまた同シリーズでそろえることができます。また、IKEAのプレートセットも安く北欧デザインでおしゃれなため、食卓を彩るのに適しています。

初めてのキャンプでどの大きさがいいかわからないなどといった悩みを抱えているときは、サイズ感や素材による使用感の違いは人それぞれなので、まずは安価なものを使用してみるのも手です。

おすすめのお皿(プレート)

今回はさまざまな素材で選べるようにおすすめ商品を選びました。キャンパーの中で、ステンレス製は洗いやすく使いやすいことで有名ですが、デザインが無機質でシンプルすぎる方もいるかと思います。ホーローは汚れやにおいがつきにくく、デザイン性が豊富で人気があります。

やはり、プレート一枚でも食卓が華やかになるので、お好きなものを持っていくことをおすすめします。こんな商品もあるんだと参考にしてください。

初心者におすすめの「KINTO(キントー) アルフレスコ プレート 25cm」

おすすめの理由としては

  • メラミン樹脂製のため小さな子供がいても安心して使用できる
  • 同種類でプレートのサイズがあるので選べる
  • デザインがシンプルで使いやすい

こちらの商品は耐熱温度が100℃あります。そのため、熱い料理を盛りつけられます。また、落としても割れにくい素材のため、小さい子供も安心して使えます。日常的にも使用する際は、オーブン、電子レンジは使用ができないので注意が必要です。食洗器には対応しています。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

ステップアップにおすすめの「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ホーロー プレート 22cm」

おすすめの理由としては

  • においがつきにくく汚れが落としやすいホーロー製
  • 高さが38mmのため、スープパスタなど汁物を入れられる
  • カラーバリエーションが豊富のため、好きな色を選べる

ホーロー製はキャンパーにも人気です。その理由はデザイン性の高さだけでなく、油汚れも比較的落ちやすいからです。こちらの商品はカラーバリエーションがあるため、好きな色を選ぶことができます。しかし、ホーロー製は落とすと破損する可能性が高いので注意が必要です。

適度な高さがあるため、多少の汁物をいれることができ、カレーライスなど安心して食べられますね。

家族だけでなくソロキャンパーにもおすすめの「MAGNA(マグナ) ステンレス食器セット  od000015A」

おすすめの理由としては

  • 深皿、平皿、ボウルの3種類で合計24枚セット
  • 専用ケースがあるため、コンパクトに持ち運べる
  • ステンレス製のため、丈夫なので長く使用できる

こちらは合計24枚入りのセットです。専用ケースに必要分を入れ持っていくことができます。また、家族で使用する際もコンパクトに持ち運べます。さまざまなサイズの皿が入っているのもうれしいポイントですよね。大皿だけでなく、とりわけ皿として持っていくこともできます。

おしゃれなお皿(プレート)「CHUMS(チャムス)メラミンディッシュセット 」

おすすめの理由としては

  • カラフルなデザインで食卓が華やかになる
  • 持ち手付きの専用バッグは持ち運びしやすい
  • ディナープレート、サラダプレート、スープボウルの合計12枚セット

CHUMSらしいカラフルでおしゃれなデザインのこちらのセット。合計で12枚入っています。専用バッグは持ちやすいように留め具があり、収納口は大きく開けられます。それぞれの皿の底にあるロゴもこだわっていてすてきですよね。

最強のお皿(プレート)「snow peak(スノーピーク) 食器 皿 4枚 テーブルウェアーセット L TW-021」

おすすめの理由としては

  • 錆びにくく丈夫なステンレス製だが、薄く設計されているため、軽量である
  • 大きさが異なる皿の合計16枚セット
  • 専用ケースがついていて、スタッキングが可能のため、コンパクトに持ち運べる

Snow Peak(スノーピーク)は全商品に対して永久保証をしています。そのため、長く愛用することが可能です。また、こちらの商品はスタッキング性がとても高く、専用ケースがあるため、持ち運びに困りません。

素材に0.4mm厚18-8ステンレスが使われているため、薄くて軽量です。しかし、ステンレス製の丈夫さが失われていないため、とても使いやすい商品です。

まとめ

いかがでしたか?キャンプに必要な食器は種類が豊富ですが、中でもプレートは汎用性が高いなと思います。カレーライスやパスタ、ステーキなどいろいろな料理を盛りつけられるためです。また、サイズもさまざまなので、使いやすい大きさのものを選べるのもうれしいですよね。

私はシンプルな料理が多いため、彩り豊かにするためにカラフルでおしゃれなプレートを選ぶことが多いのです。しかし、ステンレス製などのスタイリッシュな感じや、木製のシンプルで素朴なデザインもすてきだなと感じます。

また、紙皿を持っていったとき、一緒に行った先輩が自分のプレートを使用しているのを見てとても憧れました。お気に入りのプレートがあるだけでキャンプでの食事が楽しみになると言っていました。

ぜひ、すてきなプレートを見つけて快適なキャンプライフを過ごしてください。