キャンプハイテーブルおすすめ5選とランキング【2022年12月】

ハイテーブル テーブル・チェア

キャンプで使用するテーブル選びに迷っていませんか? ハイテーブル、ローテーブル焚き火テーブルといろんな種類があって迷ってしまいますよね。

今回はその中からハイテーブルについて種類、メリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。また初心者向け、おしゃれ優先、最強の商品など、いろいろな観点でおすすめ5商品を選びました。最新の人気ランキング(2022年12月調べ)も交えてハイテーブルの全てをご紹介します。

立ち座りもしやすく作業も快適なハイテーブルについてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。

制作者
アヤ

アヤ

4歳と1歳の子をもつママライター。夫に誘われ家族でキャンプデビューし、現在はオールシーズンキャンプを楽しんでいる。”頑張りすぎない”をモットーに家族みんなが楽しめるキャンプを日々試行錯誤中。焚き火を見ながらコーヒーを飲むのが至福のひと時。
監修者
タニヤオミ
日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター。外資登山用品メーカー勤務を経て、登山・キャンプ用品店に3年間勤務。地元が舞台の「ゆるキャン△」に憧れ、人生初のキャンプを冬にソロで行う。夜景のように燠火(おきび)がキラキラと輝く姿にとても感動し、キャンプにハマる。焚き火が好き。好きなキャンプ飯はカマンベールチーズを丸ごとスモーク。キャンプはもちろん、登山、SUPなど、自然の中にいられるアクティビティを好む。
目次

キャンプハイテーブルとは?

キャンプハイテーブル(以下ハイテーブル)は野外で調理や食事、休憩のために利用するテーブルのことです。

ハイテーブルは天板の高さが約70cm前後の一般的なダイニングテーブルと同じ高さです。座面の高さが40cm程度のハイタイプのチェアとセットで使用します。このセットをハイスタイルと言います。

サイズは1人用から大人数用まで、素材はアルミ製やステンレス製、木製のものなどさまざまなものがあります。野外で調理をすることに特化したキッチンテーブルもあります。

特徴

屋外で使用するハイテーブルは、屋内向けテーブルと違って

  • 持ち運びのために軽くコンパクトに収納できること
  • 汚れやサビなどに強く、耐久性があること

という特徴があります。

またハイテーブルは立ったままで作業がしやすく、立ち座りもしやすいのが特徴です。適度な高さのテーブルやチェアを使うことで、腰や背中を丸めずに作業ができます。子どもやペットがいる場合は、天板に置いた熱い鍋や包丁などを触ってケガすることを防げます。

また、キャンプで使用するハイテーブルは機能が充実している商品もあります。ちょっとした収納があったり、使用場所の状況に合わせて高さの調節ができたりと1台でさまざまな用途に対応できます。

メリット:立ち座りがしやすく、作業が楽

次にどのようなメリットがあるのかをまとめました。

  • 立ち座りがしやすい
  • 調理がしやすい
  • 食事が食べやすい

ハイテーブルに合わせたチェアを用意すれば立ち座りが楽になり、食事も快適になります。一般的なキッチンカウンターと同じ高さのものだと、腰を曲げずに快適に調理ができます。

デメリット:運搬が手間、天井が近い

ハイスタイルには欠かせないハイテーブルですが、ちょっとしたデメリットもあります。購入するにあたって、しっかりと確認しておきましょう。

  • 大きくて重く、子どもには使いづらい
  • 天井があると圧迫感を感じる

ロースタイルの商品に比べるとハイスタイルで使用される商品は、どれもサイズが大きいのでコンパクトにはなりづらいです。また、重いものが多いので運ぶ時は注意が必要です。

目線が高くなるので、テントの中やタープの下で使用する時は圧迫感が増えます。

出典:コールマン

キャンプテーブルのよくある質問

素材次第ですが比較的キャンプギアの中では買い替え周期が早い部類です。プラスチックのパーツがある製品はそこが最初に劣化します。木製や鉄製の製品は丁寧に扱えば10年以上持ちますが、通常に使っていると細かいキズなどが目立ち始めます。

キャンプ用品専門店、スポーツ用品店、登山用品店、ホームセンター、メーカー公式サイト、AmazonなどのECサイトで購入できます。

テーブルに関しては少なくとも同じサイズの実物を確認することをオススメします

種類

キャンプテーブルでは、高さの違い・使用する場所・構造・素材の4つに分けられています。

キャンプテーブルの種類について詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。

ハイテーブルも上記記事の構造・素材の違いで種類が分かれます。そこからさらに”メインテーブル”と”サブテーブル”があります。

メインテーブル

一般的なダイニングテーブルと同じ形で、食事や作業をする時に利用する”メインテーブル”。家族で使える大きいサイズからソロキャンプで使えるサイズまであります。

テーブルだけではなく、チェアがセットになった商品もあります。テーブルとチェアをバラバラで買うよりも安く、買いそろえることができます。セットのものだと、収納する時も天板の中にチェアが入るのでコンパクトに収納ができます。

デメリットとしては複数のチェアがセットになっているため、重くなりがちなことです。

サブテーブル

荷物や調理器具などを置くときに使用する”サブテーブル”。サブテーブルとしてキッチンテーブルやサイドテーブルを使用している方もいます。

野外で調理しやすいように設計されたキッチンテーブルは、約80〜90cmの一般的なキッチンカウンターと同じ高さで、立ったまま作業ができるのが特徴です。

調理スペースとコンロ置き場がセットで付いているので、キャンプでも料理にこだわりたい方に向いています。

機能が充実しており、ランタンスタンドや調理グッズを収納する場所があることで調理器具や食器類が整理されます。

出典:DOD

ハイテーブルの選び方

さまざまな形やサイズのものがあるハイテーブル。キャンプを始めたばかりの人やこれから始めたいと思っている人は、どれを選べばいいのか迷いますよね。そこで今回は、ハイテーブルの選び方について詳しく紹介します。ぜひハイテーブル選びの参考にしてください。

キャンプテーブルの種類や素材などキャンプテーブル選びの基本的なポイントを知りたい方は次の記事を参考にしてください。

ポイント1. 人数と天板の大きさで選ぶ

テーブルを使用する人数によって天板のサイズも変わってきます。天板の目安は1人なら幅が約30〜60cm、2人なら約70〜90cm、4人以上だと約120〜140cm、6人以上になると約160cm〜170cmです。

チェアに座った時にテーブルの脚が自分の足に当たらないほどの幅があると、快適に使用できます。

ポイント2. 素材で選ぶ

素材によって価格やできること、苦手なことが異なります。

種類 特徴
アルミ
  • 価格が安いものが多く、お手入れも簡単
  • 軽量で持ち運びに便利
  • 大きい衝撃や熱で変形してしまうことも
スチール
  • 価格は比較的安めで、耐久性にも優れている
  • 安定感があり重量があるものを置ける
  • 耐熱性があるので、熱い鍋やダッチオーブンをテーブルに直置きできる
  • サビに弱く、メッシュタイプのものは汚れが落としづらい
ステンレス
  • サビに強く、お手入れが簡単
  • 耐熱性があるので、熱い鍋やダッチオーブンをテーブルに直置きできる
  • 価格は比較的高めですが、耐久性もあるので長く使用できる
木製
  • 自然に溶け込む木製は、おしゃれな雰囲気を演出
  • 熱に弱いので、焦げ目がついたり汚れが落ちにくいものもある
  • 比較的重量がある

ポイント3.折りたたんだ時のサイズ

持ち運びのしやすさや、折りたたんだ時のサイズもチェックしておきましょう。テーブルの収納方法として、天板を半分に折りたたんで収納するフォールディングタイプと、天板を棒状に丸めて収納するロールタイプがあります。

天板を半分にして収納できる折りたたみ式の場合だと薄型にはなります。ですが、天板の幅が大きいものだと車の種類によっては入らない可能性もあるので注意が必要です。ロールタイプはフォールディングタイプよりもコンパクトに収納できます。

おすすめのハイテーブル

ここまではキャンプハイテーブルの種類や選び方について説明してきました。

しかし、これから実際にキャンプを始める方は「結局どれを選べばいいの?」「メーカーごとの特徴を知りたい」という方も多いと思います。そこで今回は、おすすめする商品をカテゴリー別で紹介していきます。

初心者におすすめの「コールマン ナチュラルモザイク リビングテーブル 120プラス」

おすすめの理由は

  • 設営や撤去が簡単
  • 家族やグループで利用するのにお手頃サイズ
  • 高さが70cmと40cmの2段階に調節が可能

コールマンはホームセンターで取り扱っている場合も多いので、手軽に手に入れられるのも初心者の方には魅力の1つです。

4方向のどこからでも足を入れて着席できる構造になっているので最大6人まで利用でき、4人で利用すればゆったり座れます。高さが調節できるのでハイスタイル・ロースタイルのどちらにするか迷っている方にもおすすめです。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

どんなキャンプスタイルにもなじむ「コールマン バタフライテーブル/120」

この商品の特徴として

  • 木目調の落ち着いた色合い
  • 専用のバッグ付きで持ち運びがしやすい
  • 高さが70cm、60cm、44cmの3段階に調節が可能

天板には天然木ではなくグラスファイバーを使用し、天板内部にはハニカム構造にすることで、安定した強度と軽さを実現したハイテーブルです。

色合いもダークブラウンの木目調で落ち着いた雰囲気を演出してくれます。ワンアクションで設置・収納が可能で、ボタン1つで高さが調節できるのも魅力です。

収納時の幅が120cmもあるので車の種類によっては積載が難しい可能性もあるので注意が必要です。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

キッチンテーブルでおすすめの「DOD クッキングキング」

この商品の特徴として

  • 大容量の収納棚付きで機能性も抜群
  • 120cm幅のワイドな調理スペース
  • コンパクトに収納が可能

大容量の収納スペースとバーナースタンドやシェラカップなどを下げられるキッチンツールハンガーなど、機能性も充実しているキッチンテーブルです。

バーナースタンド側の天板には耐熱メッシュになっているので、熱い鍋などをそのまま置けるようになっています。さらに、右側の天板には合成樹脂加工をしているので、汚れをさっと拭き取れるので料理後のお手入れも簡単です。

これだけのスペースと機能が充実していますが、収納時には10cmほどの薄さになるので家や車内での保管に場所を取らないのも嬉しいですね。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

おしゃれでコンパクトに収納できる「KingCamp 角型アウトドアテーブル 100×40〜60cm」

おすすめの理由としては

  • ナチュラルなキャンプスタイルにぴったりの竹製天板
  • 水に強く、汚れにくい素材
  • 独特の4つ折りと専用の収納バッグでコンパクトに持ち運べる

明るい色合いの竹製天板を使用しているため、優しい雰囲気を演出できます。専用バッグ付きでコンパクトに収納できるので、省スペースのテーブルを探している人におすすめです。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

使う場所を選ばないテーブル「スノーピーク ワンアクションテーブルロング竹」

おすすめの理由

  • 使うシーンを選ばない美しい竹集成材テーブル
  • 快適基準寸法で作られた最適な高さ
  • 天板を開くとシンクロして脚部が現れる画期的システム

その名前の通りワンアクションで組み立てられるのが特徴です。スノーピークが快適に過ごすために、厳しい検証を重ねて生み出したオリジナルの数値が「快適基準寸法」その美しい見た目と最適な高さから、キャンプだけでなく室内用としても使う人が多いようです。

重量があるものの、そのぶん丈夫で安定感も抜群です。天板幅91cmのモデルもありますのでサイドテーブルとしてもおすすめです。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

ハイテーブル最新人気ランキング

ハイテーブルの人気はどのようになっているのか。楽天のアウトドアテーブルランキングを元にTOP10を調査しました。

2022年12月5日~12月11日の期間を対象として楽天が2022年12月14日に公表したアウトドアテーブルランキング(売上や取り扱い店舗数などから楽天独自ランキング)を元に、

  • キャンプテーブルを対象として抽出
  • 高さが70cm以上のテーブルを対象
  • 焚き火テーブルは除外
  • 紛れ込んでいるラックやレジャーテーブルなどは除外
  • ノーブランド、ショップブランドを除外
  • 同一商品の販売店違い、色違い、サイズ違い、オプション違いを除外(最上位のみ掲載)

を行った。また商品情報が不足時はメーカー公式サイトやネットに公開されている取扱説明書の情報を元に追記した。

1位:キャンパーズコレクション タフライト メッシュテーブル(120x60cm 折りたたみ スチールメッシュ 8,999円〜)

2位:HUGEL ウッドグレインテーブル(110x70cm ロール アルミ 5,181円〜)

3位:BUNDOK アルミロールテーブル(115x60cm ロール アルミ 8,800円〜)

4位:HUGEL フォールディングテーブル(120x70cm 折りたたみ アルミ 5,980円〜)

5位:キャンパーズコレクション フォールディングテーブル(120x80cm 折りたたみ ポリエステル合板 5,949円〜)

6位:FIELDOOR アルミレジャーテーブル三つ折り(180x60cm 折りたたみ メラミン合板 8,140円〜)

7位:FIELDOOR バンブーテーブル(120x60cm 折りたたみ 竹 9,240円〜)

8位:FIELDOOR バンブーテーブル(120x70cm 天然木 10,780円〜)

9位:キャンパーズコレクション BBQホリデイテーブル(122x81cm 折りたたみ ポリエステル合板 9,999円〜)

10位:SIS 折り畳み式アウトドアテーブル(180x75cm 折りたたみ ポリエチレン 8,304円〜)

まとめ

今回はキャンプハイテーブルの選び方やおすすめ商品を紹介しました。

ハイテーブルは、まず自分がどういう場面で使いたいのかを考えましょう。次に使用する人数に合わせてサイズを決めたら、素材の特徴を参考にしながら自分のキャンプスタイルに合わせて選んでいきましょう。

収納時のサイズによっては車に入らない場合もあるので、収納スペースとテーブルのサイズを確認しておく必要があります。

ハイスタイル・ロースタイルどちらにするか迷ってしまう、用途に合わせて使い分けたい!という方は高さ調節ができる2WAYタイプのものがおすすめです。

この記事を参考に、お気に入りのハイテーブルを見つけてキャンプを楽しんでくださいね。

監修者コメント
タニヤオミ

タニ ヤオミ

特に調理に力を入れたキャンプをする際は、ハイテーブルは必須ギアになってくることが多いと思います。製品によってはツーバーナーをセットできるようにあらかじめ設計されているものもたくさんあります。

立ったまま作業ができ、移動もしやすいのでとても便利なのですが、高さがあるためローテーブルより多少不安定になりがちなので、付属のベルトやストッパーをしっかり止めて使用するようにしましょう。

おすすめの商品は

「HANG OUT クランククッキングテーブル」

上部の天板の板を外し、ツーバーナーをセットすることが可能です。また外した天板を中段に設置して棚としても使えるので調理台として非常に使い勝手が良いです。

「UNIFLAME キッチンスタンドⅢ」

金属加工メーカーらしいステンレス天板の製品です。収納時はコンパクトになるのも特徴。重量は5.8kgあるため少々重さはありますが、それゆえ丈夫なので、長く使用できる製品です。また秋の来ないデザインなのもおすすめです。