キャンプテーブル選びに迷っていませんか?そんな人のヒントになるように今回は焚き火テーブルについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
また初心者向け、おしゃれ優先などいろいろな観点でおすすめ商品を選びました。最新の人気ランキングも交えてヘ焚き火テーブルのすべてをご紹介します。
自分に合った焚き火テーブルを見つけたい方は、ぜひご一読ください。

アヤ

タニ ヤオミ
- 焚き火テーブルとは?
- 焚き火テーブルの選び方
- おすすめの焚き火テーブル
-
焚き火テーブル最新人気ランキング
- 1位:ビジョンピークス 焚火テーブル 囲炉裏 マルチファイアプレイステーブル(7,990円〜)
- 2位:Chill Camping テーブル ロータイプ(4,180円〜)
- 3位:キャンパーズコレクション タフライトアクションテーブル(6,999円〜)
- 4位:スノーピーク ジカロテーブル(35,200円〜)
- 5位:ユニフレーム 焚き火テーブル(7,900円〜)
- 6位:ビジョンピークス タフテーブル60(4,990円〜)
- 7位:尾上製作所 マルチファイアテーブル2(7,980円〜)
- 8位:キャンパーズコレクション タフライトファイアープレイステーブル(11,899円〜)
- 9位:YOLER メッシュテーブル 43×32×26cm MT009(3,590円〜)
- 10位:QUICKCAMP 折りたたみハーフメッシュテーブル(3,980円〜)
- まとめ
焚き火テーブルとは?
焚き火テーブルとは名前のとおり、焚き火の近くで食事や調理するのが目的のテーブルです。焚き火の近くに設置できる耐熱性を持っていて、さらに一部の商品は熱々のダッチオーブンが置けたり、焚き火の上に設置できるほどの耐荷重や耐熱性があります。
焚き火の近くで使える金属製のテーブルは前からありましたが、明確なコンセプトを持って焚き火テーブルというジャンルを築いたのは2003年に登場した「ユニフレーム 焚き火テーブル」です。
その後、焚き火を囲んで食事を楽しめる囲炉裏型のテーブルも焚き火テーブルと呼ばれれるようになり、焚き火スタンドとして兼用できる商品などへ進化していきます。
特徴
焚き火テーブルは主に料理などで使う「調理台タイプ」と火を囲んで使う「囲炉裏タイプ」の二種類に分けられます。どちらも火の近くで使用することを想定しており、ステンレス製やスチール製などの耐熱性に優れているものが多いのが特徴です。
また、種類によってはダッチオーブンなどの重いものが置けたり、火の粉で汚れても落としやすい設計のものもあります。

メリット
次にどのようなメリットがあるのかを簡単にまとめてみました。
- 焚き火の近くで調理ができる
- 小さい子どもやペットの事故を防ぐ柵の代わりにも
- 種類によっては連結や 配置を変えられる
寒い時期でも暖まりながら、焚き火を近くで楽しむことができます。囲炉裏タイプだと、小さい子どもやペットがいる場合は火を囲う安全柵の代わりにもなってくれるので安心です。
商品にもよりますが、多くの囲炉裏タイプは小さなテーブルに分割し個別に使用したり、組み合わせを変えて2つのローテーブルにするなど、さまざまな使い方ができます。
デメリット
さきほどメリットを紹介しましたが、次にどのようなデメリットがあるのかをまとめました。焚き火テーブルを購入するにあたって、しっかりと確認しておきましょう。
- 重量が重いものが多いので持ち運びが大変
- 耐熱性があっても木製は焦げたりする
- 汚れやすい
熱に強い素材をダッチオーブンなどが置けるように、十分な耐荷重を持たせた頑丈な製品が多いので、どうしても本体の重量が重くなりがちです。一方で重量があるぶん安定感があります。
焚き火の近くに起きますので火の粉が飛んできます。大きい火の粉をそのままにしておくと木製は焦げ跡が残る場合があります。またスチールメッシュ製だと、メッシュの隙間に灰やゴミが詰まりやすいので、お手入れに気をつかう必要があります。
キャンプテーブルのよくある質問
キャンプ用品専門店、スポーツ用品店、登山用品店、ホームセンター、メーカー公式サイト、AmazonなどのECサイトで購入できます。
テーブルに関しては少なくとも同じサイズの実物を確認することをオススメします
種類
キャンプテーブルでは主にハイテーブル、ローテーブル、焚き火テーブルの3種類があります。キャンプテーブルの種類について詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。
焚き火テーブルは上記記事の高さ、構造、素材の違いで種類が分かれ、さらに「調理台タイプ」と「囲炉裏タイプ」の2種類に分かれます。
調理台タイプ
調理台タイプは4本脚の一般的なテーブルの形と同じような形です。耐荷重や耐熱性に優れたモデルが多く、鍋ややかんを天板に直置きできたり、素材によっては焚き火の上にテーブルを置いて直火で調理できる商品もあります。
家族で使える大きいサイズからソロキャンプで使えるコンパクトサイズまであり、焚き火を見ながらお酒を楽しむサイドテーブルとしても使用できます。
囲炉裏タイプ
囲炉裏タイプは焚き火台を囲むようにテーブルの真ん中をくり抜かれたような形です。形は四角形のものが多いですが、六角形(ヘキサゴン)や円形もあります。火の周りをテーブルで囲んでいるため、小さな子どものケガや事故の予防にも効果的です。
大きい見た目から持ち運びが大変そうに見えますが、最近ではコンパクトに収納できる製品も増えています。

焚き火テーブルの選び方
さまざまな形・サイズのものがある焚き火テーブル。キャンプを始めたばかりの人やこれから始めたいと思っている人は、どれを選べばいいのか迷いますよね。そこで今回は、焚き火テーブルの選び方について詳しく紹介します。ぜひ焚き火テーブル選びの参考にしてください。
キャンプテーブルの種類や素材などキャンプテーブルの選びの基本的なポイントを知りたい方は次の記事を参考にしてください。
ポイント1. 素材
ステンレス製
ステンレスはサビに強く、お手入れが簡単なのが特徴です。またシンプルな板状の商品が多く、汚れを落としやすいです。
汚れても水で洗い流したり、軽く拭き取るだけで取れるので初心者でも取り扱いがしやすいです。耐熱性にも優れているので、熱くなった調理器具をそのまま置くこともできます。
スチール製
比較的価格が安め。丈夫で耐久性に優れているため、重量があるものも置けたり脚元も安定感があるのが特徴です。サビを防止するため、ほとんどは黒く塗装されています。
軽量にするために多くはメッシュタイプで、他にたくさんの丸い穴が空いたパンチング板も展開されています。
こちらも耐熱性に優れているので、熱いフライパンやダッチオーブンなどをそのまま置くことができます。直火にも対応しているので焚き火調理テーブルとしても使用できます。
デメリットはサビに弱く、メッシュタイプやパンチ穴は汚れが落としづらいので、お手入れに気をつけなければいけません。水分や汚れはしっかり乾いた布で拭き取る必要があります。
木製
自然の中に溶け込む木製は、焚き火の雰囲気をさらに良くします。ただし、熱いものを載せ続けると焦げ目がついたり、灰で汚れてしまうと落ちにくいので注意が必要です。
お手入れに気をつかうので、こまめにお手入れができる方、おしゃれ重視の方、焦げなども味としてみれる方は良いでしょう。
アルミ製
アルミ製はサビや汚れに強く、お手入れが簡単です。ステンレスよりも軽量で持ち運びに便利です。しかし、ほかの素材に比べて耐久性が劣るので衝撃で変形してしまう可能性があります。
また耐熱性も標準で150℃程度、アルマイト加工の製品で180℃程度です。メスティンもアルミですので、熱したメスティン程度は大丈夫ですが、熱々のフライパンやダッチオーブンだと200℃を超え変形しますので、注意が必要です。
軽さ重視、ちょっとしたサイドテーブルとして使用するならアルミ製の商品も視野に入れてみてください。
ポイント2. サイズ
さまざまなサイズがあるので、自分の用途に合わせて使い分ける必要があります。大きいサイズであればたくさんの物を置けるので、家族で使用できます。小さいサイズのものはソロキャンプや荷物を少なくしたい人に向いています。
特に囲炉裏タイプを購入する場合は注意が必要です。囲炉裏タイプはテーブルの中央部に焚き火台を配置するので、自分の持っている焚き火台よりもひと回り大きい内寸で選んでください。
焚き火台が中央の内寸より大きい場合は入りませんし、ギリギリ入る大きさでもテーブルと焚き火台が近すぎて危険です。また、内寸が大きすぎてしまっても焚き火台から遠くなり、薪をくべにくくなって使いづらくなってしまいます。
ポイント3. 高さ
キャンプのスタイルがロースタイルか、ハイスタイルかによって、その高さに合わせたテーブルを購入する必要があります。
またガスコンロなどを置く調理台は、小さい子どもがいる家庭だとハイスタイルの方が火元から距離が離れるため、安全です。
テーブルの高さやチェア選びについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ポイント4. 収納・持ち運びやすさ
持ち運びのしやすさや、収納した時の大きさもチェックしましょう。脚と天板をバラせるものはコンパクトにまとまりますが、設営や撤収に時間がかかります。逆に折りたたみ式はコンパクトさには欠けますが、設営や撤収は簡単に素早くできます。
また囲炉裏タイプは10kg以上あるものが多いので、車からサイトまで距離がある場合は注意が必要です。
ポイント5. 機能性
焚き火テーブルは、焚き火に関連した機能が備わっている商品もあります。
地面の水分で薪が湿らないように天板の下に薪ラックの機能を持ったテーブルや、テーブル側面にシェラカップやトングなどを掛けられるように取手がついている商品もあります。そのような商品は焚き火で調理をする際も便利です。
おすすめの焚き火テーブル
ここまでは焚き火テーブルの種類や選び方について説明してきました。
しかし、焚き火テーブルを初めて購入する人には、「どのメーカーのものを選べばいいの?」「メーカーごとの特徴を知りたい」という人も多いと思います。
そこで今回は初心者におすすめから、定番まで5商品を紹介します。
初心者におすすめの「QUICKCAMP 折りたたみハーフメッシュテーブル」
おすすめの理由としては
- 3千円台前半で買えるコスパの良さ
- メッシュ部分は耐熱温度250℃、ボード部分も150℃ある
- 2段階に高さ調整が可能
焚き火テーブルをこの値段で買えるのは、とても魅力的ですね。耐荷重は5kgと少なめですが、耐熱温度は250℃と十分に高いので熱々のフライパンでも置けます。
この商品の使い勝手は、こちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
焚き火テーブルの定番といえば「ユニフレーム 焚き火テーブル」
この商品の特徴として
- 熱やキズに強いステンレス天板
- 天板はエンボス加工されてキズも目立ちにくい
- 丸ごと洗いが可能
焚き火テーブルの定番アイテム。ソロキャンプではメインテーブルとして、BBQや焚き火での調理ならサイドテーブルとして活躍できます。複数買いをして連結させて使用することも可能です。
囲炉裏テーブル初心者向け「コールマン ファイアープレーステーブル」
この商品の特徴として
- 設営、撤収が簡単
- 専用バッグ付きでコンパクトに収納できる
- 汚れやサビに強いオールステンレス
オールステンレスですがパンチングタイプなので、重量も6kgと比較的軽めになっています。この商品は、大テーブル・小テーブルを組み合わせて作られており、大テーブルは自立して使えるのでラックやサイドテーブルとしても使えます。
この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
おしゃれ重視なら「ロゴス アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL」
この商品の特徴は
- 落ち着いた色合いの木製天板で優しい雰囲気を演出
- 角がないのでケガの心配がなく小さな子どもがいても安心
- 最大8人まで座れる円形タイプ
美しい木目を生かした天板で、自然になじむデザインは木製ならではの魅力です。組み立ても4カ所を固定するだけなので、約1分で組み立てが可能です。持ち運びに便利な専用バッグ付きで、スリムに収納できるので車にも積載しやすいです。
この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
アレンジが豊富な囲炉裏テーブル「スノーピーク ジカロテーブル」
この商品の特徴は
- 天板の向きによってセンタースペースを調節できる
- ジョイントパーツやオプションパーツ次第でシーンに合わせてのアレンジが豊富
- テーブルの奥行きもしっかりあるので、料理を置いてもスペースに余裕がある。
スノーピークの「火を囲みながら食事や団らんの時間を楽しめるように」という、こだわりがわかる製品です。
総重量10.5kgと重さがあるので女性や車からキャンプサイトまで距離がある場合は注意が必要です。
この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。
焚き火テーブル最新人気ランキング
焚き火テーブルの人気はどのようになっているのか。楽天のアウトドア用テーブルランキングを元にTOP10を調査しました。
2022年11月7日~11月13日の期間を対象として楽天が2022年11月16日に公表したアウトドア用テーブルランキング(売上や取り扱い店舗数などから楽天独自ランキング)を元に、
- 焚き火テーブルを対象として抽出
- ラックは除外
- メーカーが焚き火テーブルと表記していないアルミテーブルは除外
- ノーブランド、ショップブランドを除外
- 同一商品の販売店違い、色違い、サイズ違い、オプション違いを除外
を行った。また商品情報が不足時はメーカー公式サイトやネットに公開されている取扱説明書の情報を元に追記した。
1位:ビジョンピークス 焚火テーブル 囲炉裏 マルチファイアプレイステーブル(7,990円〜)
2位:Chill Camping テーブル ロータイプ(4,180円〜)
3位:キャンパーズコレクション タフライトアクションテーブル(6,999円〜)
4位:スノーピーク ジカロテーブル(35,200円〜)
5位:ユニフレーム 焚き火テーブル(7,900円〜)
6位:ビジョンピークス タフテーブル60(4,990円〜)
7位:尾上製作所 マルチファイアテーブル2(7,980円〜)
8位:キャンパーズコレクション タフライトファイアープレイステーブル(11,899円〜)
9位:YOLER メッシュテーブル 43×32×26cm MT009(3,590円〜)
10位:QUICKCAMP 折りたたみハーフメッシュテーブル(3,980円〜)
焚き火テーブルはスチールメッシュの製品の人気が高いです。耐熱性と値段の安さを重視する利用者が多いと思われます。そんな中、価格面では圧倒的に不利なのにランクインするスノーピークはさすがです。
まとめ
今回は、焚き火テーブルの選び方やおすすめ商品について紹介しました。
焚き火テーブルは、まず自分がどういう場面で使用したいかを考えましょう。焚き火周りのサイドテーブルやソロキャンプで使用するなら「調理台タイプ」家族や大人数で食事や焚き火を楽しみたいなら「囲炉裏タイプ」とキャンプスタイルによって選ぶものが変わっていきます。
素材の特徴やテーブルの高さ、設営のしやすさなどを比べ、自分が重要視するところを明確にしておくと失敗しにくいです。焚き火テーブルはキャンプの必需品ではないものの、あるとさらにキャンプライフを豊かにしてくれるアイテムの一つです。
お気に入りの焚き火テーブルを見つけて、家族や仲間と楽しい時間を過ごしてみませんか。

タニ ヤオミ
焚き火テーブルは囲炉裏タイプと調理台タイプがあります。囲炉裏タイプは、こどもがいる時のキャンプでは、焚き火台のガードとしてつかえる点が良いところですよね。
私は使い勝手重視で調理台タイプをよく使っています。実際に自分で使ってみて使いやすかったのが
- HIGHMOUNT メッシュテーブル
- UNIFLAME 焚き火テーブル
どちらもスチール素材であり、耐荷重もダッチオーブンが載せられる種類のものです。何枚か合わせると大人数でも使用できる汎用性の高さも気に入っています。
使用上、焚き火テーブルは炭や灰などで汚れてしまったり、少々雑に扱うことが多いので、手入れのしやすさと持ち運びの容易さなども選ぶ時に注目したいポイントですね。