キャンプなどアウトドアで調味料の持ち運び方法に困っていませんか?今回はキャンプ向けの調味料入れについて、種類や選ぶ際のポイントを解説します。また具体的なおすすめ商品もご紹介します。キャンプ向け調味料入れについて知りたい方は、ぜひご一読ください。

葉山 めぐみ
キャンプ向けの調味料入れとは?
キャンプ向けの調味料入れとは、キャンプ料理に使う調味料を収納する商品です。
ご家庭に据え置きの調味料入れと比較すると、外に持ち運ぶため振動に耐える必要があるのと、1回のキャンプで使用するだけなので容量は少なくて良いのが違いです。そのために小型なコンパクトサイズで、密封性が高い商品が向いています。
調味料入れは格納する調味料の形状に合わせて種類があります。塩・コショウ・スパイスなどの粉末状、しょう油などの液体状、マヨネーズ・ケチャップなどのクリーム状の3つです。入れる調味料の形状に合わせて調味料入れを選びましょう。
複数の種類の調味料を一つにまとめられる商品なら、コンパクトに収納できます。また持ち運びに便利なだけでなく、使いやすいものを選ぶことで調理がスムーズになります。また、おしゃれなデザインにこだわることで、料理がより楽しくなります。
どんな商品が良いのか選び方のポイントを教えますので、自分にぴったりの調味量入れを探してみてください。
選び方
調味料のタイプで選ぶ
調味料は粉末、液体、クリーム状の3つのタイプに分かれます。塩・コショウなどの粉末調味料を持ち運ぶなら粉末用の調味料入れがおすすめです。口に小さい穴の空いたものは、スプーンを使わずそのまま振りかけることが出来るので便利です。
粉末調味料は外に持ち出すと湿気で固まってしまうこともあるので、密閉性の優れたものを選ぶと安心です。
しょう油・オイルなどの液体調味料はプッシュ式の調味料入れがおすすめです。倒れても液がこぼれてしまうこともなく、適量を手軽に振りかけることができるので便利です。
またマヨネーズやケチャップのようなクリーム状の調味料はチューブタイプが便利です。一気に出てしまうのを防ぎ、自分で調節してかけることができます。
コンパクトに収納できる
長期や大人数でのキャンプでない限り、1度のキャンプで使う調味料は少量です。少量の調味料を重ねて収納できたり、一つの調味料入れに複数の調味料をまとめて入れられる商品を使ってコンパクトにまとめられると便利です。使ってコンパクトにまとめられると便利です。
中身が分かりやすい
キャンプ中にスムーズに料理するために、中身が一目で分かると便利です。透明なボトルのものや、ラベルが付いているものがおすすめです。また百均のラベルシールなどで自分でラベルをつけることもできます。
おしゃれなデザインか
楽しく料理するためには見た目がおしゃれかどうかも重要です。自分の気に入ったデザインの商品だと気分も楽しくなります。便利で使いやすいだけでなく、デザインにもこだわって愛用できる調味料入れを選びましょう。
液(粉)漏れ・破損しないか
外に持ち出す時に心配になるのが、液漏れや容器の破損です。液体の場合はフタの構造、粉末の場合は開け口の構造が漏れにくい設計になっているか確認してください。
また破損を防ぐには、プラスチックやステンレス、シリコン性のものを選ぶと頑丈で割れにくいです。ガラス製のものはおしゃれですが割れやすいというリスクもあります。移動時はクッション性のあるものに包むなど割れないよう工夫しましょう。
コスパで選ぶ
機能面で劣りますが、ダイソーなどの百均で販売されている家庭用の調味料入れでも、密封性が高い商品を選べばアウトドアで使用できます。

特にこれからキャンプを始める方は、まずはコスパのいいものを使ってみるのがおすすめです。持っていきたい調味料の数が増えても安価であれば買い増ししやすいです。キャンプギアに詳しくなって、こだわりが出てきた時にも気軽に買い替えることもできます。
おすすめの調味料入れ
調味料入れもさまざまな種類があります。初心者におすすめの商品から、使いやすさ、デザインにこだわった商品までおすすめ商品を紹介します。
初心者におすすめの「Viugreum 調味料ボトルセット」
おすすめの理由としては
- 調味料入れ・収納するスパイスボックス・計量スプーンがセットになっている
- コンパクトなので持ち運びに便利
- 付属の計量スプーンを収納できるポケットがある
初めては何をどれくらい用意していいか分からないもの。この商品は粉末(固形)用調味入れ2本・液体調味料入れ3本・軽量スプーン・それを収納するスパイスボックスのセットです。別々に購入しなくても一気に必要なものをそろえられます。
スパイスボックスには調味料入れが転倒しないよう仕切りが用意されています。失くしてしまいがちな軽量スプーンなどもボックスの内側に収納ポケットが用意されているので安心です。
コンパクトに収納するなら「ゴースタック ブレンダーボトル」
おすすめの理由としては
- 複数の調味料入れを連結してコンパクトに収納できる
- 調味料だけでなくサプリメントや軽食も収納できる
- カラフルでかわいいデザイン
150、100、60、40mLとそれぞれ容量の異なるジャーを連結できるので、コンパクトに収納し、必要な分だけ取り外して持ち運ぶことができます。粉末調味料だけでなく、服用するサプリメントやちょっとした軽食なども持ち運べます。またカラフルでかわいい6種類のデザインがあります。
軽くて機能性に優れた「ナルゲン ボトル」
- 液体調味料におすすめの細口角形タイプ
- 粉末(固形)調味料におすすめの広口丸型タイプ
ナルゲンのボトルは、元はアメリカの理化学用品で、試薬などを入れるために開発されたものでした。軽量かつ密閉性に優れており、丈夫で漏れない性能が着目されてアウトドア用品として使われるようになりました。
おすすめの理由としては
- 軽量かつ密閉性に優れている
- 自分に合ったサイズが選べる
- コスパがいい
容量は容量は30・60・125・250mLの4種類あるので、自分の持ち運びたい量に合ったサイズを選べます。軽くてコンパクトなのでキャンプだけでなく登山やピクニックなどに使うのもおすすめです。また高性能なのに価格がお手頃なのもポイントです。
ナルゲンの広口丸型タイプのボトルが6本入るポーチもあるので参考にしてください。
4種類の調味料を1つに「ASUMISS 4in1 フタ付き調味料入れ」
おすすめの理由としては
- 4種類の粉末調味料を一つにまとめて収納できる
- 4つ各ブロックにフタと穴が付いているので使いやすい
- 中身を確認しやすい透明ケース
4種類の必要な粉末調味料を1つの容器にまとめて入れられます。使う際にも、各ブロックに別のフタと穴が付いているので使いたい調味料だけを振りかけることができる点も便利。透明ケースなので、何の調味料か分かりやすいのもポイントです。粉末調味料をまとめて収納するには最適の商品です。
チューブタイプならこれ「ヒューマンギア ゴートューブM」
マヨネーズやケチャップなどのクリーム状のものを持ち運ぶのにはチューブタイプの調味料入れがおすすめです。
おすすめの理由としては
- やわらかく耐久性のあるシリコン性
- 機密性が高く液漏れしにくい
- 1回のキャンプにちょうど良いサイズ
この商品は耐久性のあるシリコン性なので衝撃での破損も避けられますし、やわらかいので押し出して中身が出る量を調整できます。機密性が高いキャップの構造なので、液漏れの心配もありません。
シンプルで使いやすい調味料入れ「tower スパイスボトル」
おすすめの理由としては
・複数並べてもシンプルでおしゃれなデザイン
・片手で開閉できる使いやすさ
・パーツは分解して洗えるのでお手入れが簡単
調味料入れはシンプルなデザインのものを、そろえて使うとおしゃれです。この商品はそんなデザインの良さだけでなく、片手でフタをスライドして小さい開け口と大きい開け口を選べる使い勝手の良さも両立した商品です。
キャンプに行く時だけでなく家でも併用出来ますし、パーツを全て分解して洗えるので調味料を入れ替える時もお手入れが簡単です。
機能性最強でおしゃれ「サーモマグ シーズニングカン」
おすすめの理由としては
- サビに強く頑丈なステンレス製
- 5mm穴の付いたフタで粗挽きのスパイスにも使用可能
- スタイリッシュで飽きのこないデザイン
保温・保冷機能を備える二重構造のキッチンウェアブランド「Thermo mug 」と燕市の老舗メーカー「高桑金属株式会社 TSUBAME」との協業にて製作された調味料入れです。ステンレス製なので、サビに強く頑丈です。香りの強い香辛料を入れても匂いがうつりにくい点も魅力です。
マットなブラック、清潔感のある白、ステンレス素材を生かしたシルバーと3色あり、どれもモダンでスタイリッシュなデザインです。
まとめ
今回はキャンプ用調味料入れの選び方のポイントとおすすめの商品を解説しました。キャンプの楽しみのひとつである料理に調味料は欠かせません。調味料入れを用意することで、快適に持ち運べる上に調理もスムーズに楽しくなります。
調味料入れもさまざまな種類があるので、使いやすさや、おしゃれなデザインにもこだわって愛用できる調味料入れを見つけてください。