キャンプギアの使い方
キャンプ場に行くと初心者がキャンプギアの使い方を誤っているのを見かけます。
多くは大したことがない間違いですが、そのような人は説明書の理解が不十分で、テントが夜中に倒壊したり、焚き火やバーナーなどで大けがなどリスクの高い使い方をしているかもしれません。
実際に風が強い夜はタープが倒壊しているケースをそこそこ見かけます。キャンプギアの使い方を正しく理解し安全に利用しましょう。
キャンプギアの使い方 – 組み立て方、片付け方、お手入れ方法を解説
パーツの名称
キャンプギアは複数のパーツを組み立てるようなものが多くあります。
例えばテントなら本体、フライシート、インナーテント、グランドシート、ポール、ガイライン、ペグなどのように、パーツごとに聞きなじみがない名前が付いています。
また前室、キャノピー、バスタブなど特定のスペースや構造を示す名前もあります。 説明書やネット上の情報を正しく理解するために代表的なパーツの名前は覚えるようにしましょう。
今後の記事で各ギアのパーツを説明していきます。
キャンプギアで使われる用語
キャンプギアにはベンチレーション、ペグダウンなどそのギアの使い方などで特徴的な用語があります。
今後の記事で各ギアで使われる用語を説明していきます。
組み立て方 / 設営の仕方
組み立てが必要なキャンプギアは説明書が入っています。キャンプに行く前に説明書をしっかり確認しましょう。
しかし、説明書を見ても組み立て方がよくわからない場合があります。その場合はまずは公式サイトを確認しましょう。よりわかりやすい動画などで説明があるメーカーも多いです。
公式サイトが見つからない場合やわかりづらい場合はYouTubeで探すと、ある程度人気がある商品であれば他の人の解説が見つかることが多いです。
片付け方 / 撤収の仕方
説明書には片付け方も記載されています。こちらもキャンプに行く前に説明書をしっかり確認しましょう。
説明書ではわからない場合は公式サイトやYouTubeを確認しましょう。
また組み立て方はキャンプギアに色付けなどがされており覚えやすいことが多いのですが、片付け方は忘れやすいです。説明書はなくさないようにしっかり保管しましょう。
キャンプ場で簡単に確認できるように説明書を携帯の写真を撮っておくことがオススメです。
さらにオススメなのが初めて組み立てる時に、開封しながら入っていた状態を写真に取って保存しておくことです。その写真を逆戻しで確認していけば片付け方も自然とわかるようになります。
よくあるトラブル・ハマるポイント
キャンプギアには知らない初心者がハマるポイントがいろいろと有ります。例えば
- テントを購入したがグランドシートを買っていない
- 空焚きしてメスティンを溶かす
- 焚き火の火の粉でお気に入りの服に穴を開ける
など。具体的な例はそれぞれのギアの記事で解説します。
お手入れ・収納の仕方
キャンプギアは耐久性が高いものが多いです。ある程度雑に扱っても大丈夫です。
しかし長持ちさせるためにはメンテナンスがかかせません。
さまざまなキャンプ用品共通のお手入れとして
- 【必須】日光に当たらない場所に保管する
- 【必須】雨にぬれているときはしっかり乾かす
- 【推奨】浜辺など潮風に強くさらされた場合はアルミ製品やステンレス製品を水洗いする
は守るようにしてください。
日光にあたると紫外線によりさまざまな素材が急速に劣化します。
水分はカビやサビの原因となることや、多くのテントで採用されているポリウレタンコーティングは加水分解という作用によりコーディングが剥げ、ベタつきや匂いを発生させます。
またキャンプギアによっては油を差したり、クリーニングに出したりとさらに長持ちさせるやり方もあります。
具体的な方法はそれぞれのキャンプギアの記事で解説します。
壊れたときの修理・補修の方法
多くのキャンプギアは
- メーカー
- 販売店
- 修理専門店
- 自前
で修理・補修できます。
テントなどでは補修材が購入品に含まれる場合もあります。具体的な方法はそれぞれのキャンプギアの記事で解説します。