ソフトクーラーボックスおすすめ5選!選び方とランキング【2022年11月】

ソフトクーラーボックス 運搬・収納

クーラーボックス選びに迷っていませんか?そんな人のヒントになるように今回はソフトクーラーボックスについて種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。

また初心者向け、おしゃれ優先、最強の商品などいろいろな観点でおすすめ商品を選びました。最新の人気ランキングも交えてソフトクーラーボックスのすべてをご紹介します。

軽さと収納性に優れて普段使いもできる人気のソフトクーラーボックスについてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。

制作者
奥塚サヤ

奥塚 サヤ

キャンプ歴15年。20代になってから初キャンプを経験。朝の澄んだ空気の心地良さと、仲間や家族とわいわい過ごす楽しさからキャンプに目覚める。ベージュやカーキといったシンプルなアースカラーのキャンプギアが好き。キャンプでは熱々アヒージョとお酒がテッパン。小学生男子二児の母となり、「テント設営と火起こしがスマートにできる男」に育てるべくファミリーキャンプに勤しむ。
監修者
タニヤオミ
日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター。外資登山用品メーカー勤務を経て、登山・キャンプ用品店に3年間勤務。地元が舞台の「ゆるキャン△」に憧れ、人生初のキャンプを冬にソロで行う。夜景のように燠火(おきび)がキラキラと輝く姿にとても感動し、キャンプにハマる。焚き火が好き。好きなキャンプ飯はカマンベールチーズを丸ごとスモーク。キャンプはもちろん、登山、SUPなど、自然の中にいられるアクティビティを好む。

ソフトクーラーボックスとは?

クーラーボックスは主に「ハード」と「ソフト」の2種類に分類されます。

ハードクーラーボックスは外素材に硬いプラスチックを使用しています。対してソフトクーラーボックスはポリエチレンやポリエステル、アルミニウムといった柔らかい素材を使用しています。そのため、軽さとコンパクトさ、持ち運びやすさが魅力のアイテムです。ソフトクーラーやクーラーバッグ、保冷バッグと呼ばれることもあります。

またクーラーボックスは容量をリットルで表します。形状によって多少異なりますが目安としては、5Lで350ml缶が6缶、20Lで500mlペットボトルが15本入る大きさです。

一昔前はクーラーボックス=ハードのイメージであり、ソフトクーラーボックスは比較的新しいキャンプギアに分類されます。

特徴

「出典:コールマン」

ソフトクーラーボックスは一般的なボックス型の他に、トート型やリュック型などの形状が販売されています。そのため用途に合わせて形を選択できます。

クーラーバッグには見えないおしゃれな商品もあり、女性でも手に取りやすいアイテムです。運動会や買い物といった普段使いからアウトドアまで幅広く使えるアイテムはとても便利です。

またメーカーの努力によりソフトクーラーボックスの保冷力が近年は向上しています。そのため1泊程の短いキャンプであれば、高保冷力のソフトクーラーボックスだけで過ごすことも可能です。連泊の場合には食材を低温なハードクーラーボックス、飲料を取り扱いが楽なソフトクーラーボックスに収納と使い分けるユーザーが増えています。

しっかりした断熱材が入っていて折りたためないタイプもありますが、多くのソフトクーラーボックスは折りたたむことができます。置き場所にも困らない点は、購入する上で重要なポイントです。

メリット:軽く収納性が高い

ソフトクーラーボックスの具体的なメリットを3つ挙げます。

  • 軽い
  • 収納に困らない
  • デザインが豊富

ソフトクーラーボックスは軽いため徒歩でも手軽に持ち歩くことが可能です。また、コンパクトに折りたたむことができるものが多いので、収納場所に困ることもありません。

ハードクーラーボックスに比べ、形や外観のデザインの自由度が高く、好みに合うものを選びやすい点も魅力です。

デメリット:上に物を置けない、保冷力が弱め

次にハードクーラーボックスと比べたデメリットを3つ挙げます。

  • 衝撃から守る力が弱い
  • 車に詰め込む時に重ねて置けない
  • 保冷力が弱め

柔らかい素材を使用しているため、外の衝撃からクーラーボックス内の物を守る力が弱いです。車載時に重い物を上に積み重ねることもできません。

また保冷力は向上してきているとはいえ、軽さや折りたたむことができるメリットをキープするには断熱材の厚さに限界があります。そのためにハードクーラーボックスに比べるとまだ保冷力が弱い傾向にあります。

「出典:キャプテンスタッグ」

種類

ソフトクーラーボックスの形状は大きく3つに分けることができます。

  • ボックス型
  • トート型
  • リュック型

ボックス型とリュック型は肩掛けのみで持ち手がないものもあります。トート型は持ち手の長さによって肩掛けを可能かが変わってきます。

また使用している断熱材にも種類があり、大きく

  • ポリウレタン
  • 発泡ポリエチレン
  • アルミフィルム

の3つに分けられます。上から順に断熱性が高く、値段も高くなります。使用している断熱材によってソフトクーラーボックスの重さも変わるので購入の際は注意です。

容量の種類も5Lの小型なものから40Lをこえる大容量のものまで多岐にわたります。お弁当用など普段使いなら5〜10L、ファミリーのアウトドアなら40Lというように、使い分けが必要です。

これらの種類から、用途や好みに合わせて選んでください。

ソフトクーラーボックスの選び方

多くのメーカーからさまざまなデザインや容量のソフトクーラーボックスが販売されていますが、どういったポイントを抑えて選ぶと良いのでしょうか。

ソフトクーラーボックスを選ぶ場合は、キャンプだけで使うのか、買い物など日常でも使いたいのか、使用用途をはっきりさせることがポイントです。

そうすることで容量、保冷力、収納性、持ち運びやすさといった観点のどこを優先すべきかが見えてきます。

おすすめのソフトクーラーボックス

ここではそれぞれのユーザーの目的にあった、おすすめのソフトクーラーボックスを紹介します。

ソフトクーラーボックスは

  • 軽さ
  • コンパクトさ
  • 持ち運びやすさ

が重要なポイントです。

今回は、そのようなベースの性能を十分に持った上で、サブとして使い勝手の良い20L前後の商品を中心にご紹介します。メインとしてハードクーラーボックスを持っているユーザーが想定です。また普段使いにも使いやすいサイズです。

初めて購入予定の方はもちろん、買い替えを検討している方もぜひ参考にしてください。

初心者におすすめの「THERMOS ソフトクーラー/RFD_020」

おすすめの理由としては

  • 普段の買い物にもアウトドアでも使える
  • コスパが良い
  • 軽くて折りたたむことができる

2Lペットボトルが6本入る大きさのソフトクーラーボックスなので、買い物にも最適な大きさです。自転車カゴにすっぽり入るサイズ感が主婦目線としては嬉しいです。ブルー以外のカラー展開もほしいところですが、初心者も手に取りやすい価格で高い保冷力がある点は高ポイントです。

こちらの動画では旧モデルの商品について紹介しています。サイズや容量は同じなので、価格に対する保冷力などぜひ参考にしてください。

ステップアップにおすすめの「LOGOS ハイパー氷点下クーラーL」

おすすめの理由としては

  • ファスナーでコンパクトにたたむことができる
  • 同メーカー保冷剤とセットで使うとハードクーラーボックス並みの保冷力に
  • インナーカバーを取り外して洗浄が可能
  • 衝撃に強い構造

普段の買い物ではなくアウトドア向けの商品です。ロゴスの「氷点下パック」という保冷剤とセットで使うと、アイスクリームを約11時間保存できる高い保冷能力があります。独特の形をしており外部の衝撃に強い構造になっています。使用しない時はファスナーで半分程の薄さに収納でき、良いとこどりの商品です。

この商品の大きさや保冷力などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

大容量でおすすめの「TITAN 60缶クーラーバッグキャリーカート付き」

おすすめの理由としては

  • キャリーカート付き
  • 大容量なのにコンパクトに収納できる
  • ドリンクホルダー付きのフタ

珍しいキャリーカート付きのソフトクーラーボックスです。最大積載量45kgの大容量で、350ml缶が60缶入ります。コストコで格安に購入できる知る人ぞ知る商品です。キャリーカートは取り外し可能で、ソフトクーラーボックスとともにコンパクトに折りたたんで収納できます。

またフタにドリンクホルダーが2つと、ちょっとした物が置けるスペースもあり便利です。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

おしゃれなソフトクーラーボックス「snow peak ソフトクーラー18」

おすすめの理由としては

  • 落ち着いた色合い
  • 肩からかけてちょうど良い
  • 水漏れの心配がない

アイボリーとボルドーの組み合わせが、優しい雰囲気とおしゃれさを醸し出しているソフトクーラーボックスです。コロンとしたフォルムもかわいいですよね。

容量は18Lで肩からかけてちょうど良い汎用性の高いサイズとなっています。溶接部は超音波溶接されているため、水漏れの心配がないことも嬉しい点です。こちらもコンパクトに折りたたんで収納できます。

この商品の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

最強のソフトクーラーボックス「AO Coolers 24パック キャンバス ソフトクーラー」

これを選べば間違いない理由としては

  • ソフトクーラーボックスとは思えない抜群の保冷力
  • トート型にもボックス型にもなる
  • カラーが豊富
  • シンプルな見た目がカッコいい

厚みのある5層構造の断熱材を使用しており、高い保冷力に定評があります。分厚い断熱材を使用しているにも関わらず、軽量という点が素晴らしいです。

背の高いものを収納するときはトート型、高い保冷力を維持するにはボックス型と使い分けることもできます。また、ぱっと見がクーラーボックスには見えないので、普段使いにも最適です。

こちらの動画では小さいサイズを紹介していますが、使い方や性能がとてもわかりやすいので参考にしてください。

おすすめの24サイズの使い勝手を知りたい方はこちらを参考にしてください。

ソフトクーラーボックス最新人気ランキング

ソフトクーラーボックスの人気はどのようになっているのか。楽天のソフトクーラーボックスランキングを元にTOP10を調査しました。

2022年10月24日~10月30日の期間を対象として楽天が2022年11月2日に公表したソフトクーラーボックスランキング(売上や取り扱い店舗数などから楽天独自ランキング)を元に、

  • ソフトクーラーボックスを対象として抽出
  • 紛れ込んでいる折りたたみ型ハードクーラーボックスなどは除外
  • ノーブランド、ショップブランドを除外
  • 同一商品の販売店違い、色違い、サイズ違い、オプション違いを除外(最上位のみ掲載)

を行った。また商品情報が不足時はメーカー公式サイトやネットに公開されている取扱説明書の情報を元に追記した。

1位:AO Coolers 24パック キャンバス ソフトクーラー(14,960円〜)

2位:Coleman アルティメイトクーラーⅡ/25L(5,800円〜)

3位:DOD ソフトくらお(23)(4,840円〜)

4位:DOD ソフトくらこ(10)(7,100円〜)

5位:LOGOS ハイパー氷点下クーラーL(7,100円〜)

6位:ユーザー 保冷バッグ35L(2,250円〜)

7位:チャムスロゴソフトクーラーバッグ(クーラー)(7,480円〜)

8位:ホールアース TTC SOFT COOLER(2,849円〜)

9位:サーモス ソフトクーラー/REZ-017DS(2,840円〜)

10位:キャプテンスタッグ スーパーコールドクーラーバッグ 43L(5,582円〜)

ソフトクーラーボックスはAO Coolers、DODの人気が高いです。上位に両社の同一商品が、異なる店舗で数多くランクインしています。DODは容量によって形状も大きく変えて、ユニークな名前を付けているのが面白いですね。

まとめ

ソフトクーラーボックスは、日常でもアウトドアでも使用できるとても便利なアイテムです。普通のトートバッグと変わらない見た目や生地感の商品もあるので、幅広い場面で活躍することが期待できます。

デザインが豊富なのでファッション感覚で選ぶ楽しみがあり、自分好みのものがきっと見つかるでしょう。機能面でも近年は向上しており、高保冷力のものも購入できます。容量が大きくても収納に困りません。

お気に入りのソフトクーラーボックスで買い物やキャンプに出かけたら、いつもよりすてきな時間を過ごせるのではないでしょうか。おしゃれで機能的なソフトクーラーボックスを、ぜひ見つけてくださいね。

監修者コメント
タニヤオミ

タニ ヤオミ

ハードクーラーは中身が入っていなくても結構な重さがあることと、形状が変わらないため、持ち上げて運ぶのはとても大変です。その点、ソフトクーラーは軽いので中を洗ったりする際も使い勝手がとても良いのが特徴です。

ソフトクーラーで私がおすすめなのは「AO coolers ソフトクーラー 」です。

もともとは食肉産業や水産業などの業界向けクーラーとして販売を開始したメーカーです。実際に料理人の友人も出張で料理をするときに使っていると教えてくれました。

ショルダーストラップもしっかりしていて持ち運びに便利で保冷力も非常に高いのが特徴です。

私もAOのソフトクーラーの中に強力な保冷剤をいれて使用しています。真夏でもステーキ用の塊肉も問題なく運ぶことができました。