浅型焚き火台おすすめ6選!選び方とランキング【2022年11月】

浅型焚き火台 焚き火用品

焚き火台選びに迷っていませんか?そんな人のヒントになるように今回は浅型焚き火台について種類やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。

また初心者向け、おしゃれ優先、最強の商品などいろいろな観点でおすすめ商品を選びました。最新の人気ランキングも交えて浅型焚き火台のすべてをご紹介します。

初心者向けおすすめ商品やおしゃれでデザイン性の高い浅型焚き火台についてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。

制作者
ハシモトユウスケ

ハシモト ユウスケ

山口県出身、大阪在住の会社員。キャンプ歴5年でオンシーズンには月1~2回のペースでキャンプを楽しんでます。妻、子ども2人で関西圏のキャンプ場を主戦場にしています。子どもが楽しめるキャンプ場や便利でコスパの高いおすすめのキャンプギアを紹介できます!最近の娘の口癖は「パパ。イス買いすぎ」
監修者
タニヤオミ
日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター。外資登山用品メーカー勤務を経て、登山・キャンプ用品店に3年間勤務。地元が舞台の「ゆるキャン△」に憧れ、人生初のキャンプを冬にソロで行う。夜景のように燠火(おきび)がキラキラと輝く姿にとても感動し、キャンプにハマる。焚き火が好き。好きなキャンプ飯はカマンベールチーズを丸ごとスモーク。キャンプはもちろん、登山、SUPなど、自然の中にいられるアクティビティを好む。

浅型焚き火台とは?

焚き火台とは地面の上で直接焚き火(直火)しないように底上げした台のことです。ほとんどのキャンプ場では直火を禁止しています。そのためキャンプで焚き火をするには必須のキャンプギアです。

焚き火台にもいくつか種類があります。その中でも浅型焚き火台は燃焼場所が浅い構造になっており、薪を組み替えたり取り出しやすく火の調整がしやすいです。

焚き火は炎の鑑賞、暖を取る、料理ができます。炎は明かりとなり、照らすことで夜間でも活動できたり、体を温めて寒さから身を守ったり、食べものを加熱し調理するなど、さまざまなことができます。

焚き火の歴史は古く、北京原人の遺跡に焚き火の跡が残っていたことから約50万〜40万年前から人類は焚き火を行っていたことが確かめられています。火は人類にとって生活には欠かせないものです。火を使うことによって進化を続けてきたと言っても過言ではありません。

火を扱うことで、キャンプの醍醐味(だいごみ)でもある非日常を味わえる焚き火台は、キャンプには欠かせない存在です。

特徴

焚き火台の中でも代表的なのが浅型焚き火台です。浅型焚き火台は燃焼場所が浅く、構造がシンプルで設営が簡単です。

また浅型焚き火台は台座が低いモデルも多く、直火に近い焚き火を再現できます。そのような低い浅型焚き火台には、低いテーブルやチェアでそろえたロースタイルが向いています。ロースタイルとはテーブルやチェアを低めにしたキャンプスタイルです。

対してハイスタイル(スタンダードスタイル)はテーブルやチェアを家のダイニングテーブルほどの高さに合わせたキャンプスタイルです。ハイスタイルで使用する場合は、ある程度台座の高さのあるものを選ぶことで快適に焚き火を楽しめます。

焚き火台に炭を入れて上に網をおけばバーベキューもできるため、焚き火台を囲みながら料理やお酒を楽しむこともできます。

出典 コールマン

メリット:炎が鑑賞しやすく、取り扱いが楽

浅型焚き火台のメリットは以下の3つです。

  • 炎が鑑賞しやすい
  • 薪をくべやすく、火の調整がしやすい
  • シンプル構造で設置・手入れが簡単

浅型焚き火台は燃焼場所が浅いため、薪の燃える様子や炎の鑑賞がとてもしやすいです。キャンプの1番の楽しみが焚き火という方は多くいます。ゆらゆら燃え上がる炎を鑑賞することで、日常を忘れ安らぎの時間を過ごせます。

また台の面積が広いことで薪をくべやすく、火の調整がしやすいため料理にも向いています。オプション品と組み合わせることで料理の幅も広げることができます。グリルを兼用することで荷物を減らせます。

浅型焚き火台はシンプルな構造のため、設置や手入れが簡単なモデルが多く販売されています。そのため、不慣れな初心者や準備に手間をかけずに早く焚き火を楽しみたい方におすすめです。

デメリット:火の粉が舞いやすい

浅型焚き火台のデメリットは以下の2つです。

  • 火の粉が舞いやすい
  • 面積が広いモデルが多い

浅型焚き火台は燃焼場所が浅いため、風が吹くと火の粉が舞いやすくなります。近づきすぎると衣類や他のキャンプギアについてしまいます。気になる方は難燃素材のキャンプウエアで防いだり、深型焚き火を選びましょう。

台座の面積が広いモデルが多いため収納性はそれほど良くありません。収納性を重視したい方は、設置に多少時間は要しますが組み立て式を選びましょう。またソロキャンプやツーリングでは大きすぎるため、コンパクトなソロ用焚き火台を選ぶ方が良いです。

出典 ユニフレーム

焚き火台のよくある質問

薪は炎の立ち上がりが強いため、「炎の鑑賞」や「暖を取る」のに適しています。 一方炭は火力が安定しやすく、主にバーベキューなどの料理で使用します。遠赤外線効果もあるため、じっくり調理ができます。
焚き火をすると火の粉が飛び散ります。気になる場合は燃焼部が深く飛び散りにくい、深型を選びましょう。 また、難燃性素材のキャンプウエアが販売されているので、そちらもご検討ください。
ファミリーキャンプを想定した場合、浅型の一般的なもので約5000円〜15000円です。この程度で十分なスペックですが、素材や大きさなどスペックを上げると20000円以上のものもあります。

種類

浅型焚き火台は素材とオプションによる種類があります。

また焚き火台には浅型焚き火台以外の種類もあります。他の種類について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

素材

浅型焚き火台は素材によってスチール、ステンレス、チタン、メッシュの4種類に分けることができます。各素材の長所と短所は以下の通りです。

種類 価格 耐久性 軽さ さびにくさ
スチール
ステンレス
チタン
メッシュ
スチール

スチールとは日本語では鋼と言い、鉄を主成分に微量の炭素を加えた合金です。長所は安価で強度が強く耐久性が高いことです。短所は重たく、さびやすいことです。ただし、さびにくい特殊な塗装を施している商品もあります。

ステンレス

ステンレスは耐食性をあげるために鉄を主成分にクロムやニッケルを混ぜたことで作られる合金です。長所はさびにくく、スチールと同じく強度が高く耐久性が高いことです。短所は重たく、スチールに比べ高価になります。

チタン

チタンとは元素記号「Ti」であらわされる金属です。チタンの長所は軽量なのに強度・耐久性が高く、さびにくいことです。また高温になる焚き火で使用していくと、独特な青い焼き色が付きます。長く使っていくことで味がでてくるのも特徴です。短所は他の金属より高価になります。

メッシュ

メッシュとは焚き火台の薪や炭を置く場所が、ステンレス製の網目の細かいメッシュ状になっているものです。メッシュの長所は網目状になっていることで軽く、通気性がよいため焚き火の燃焼効率が高いことです。また、比較的安価です。短所は耐久性が低いことです。メッシュ部分が破れたり、穴が広がってしまうと灰が下におちてしまいます。

出典 DOD

料理に使えるオプション

焚き火台には料理に便利な網や五徳などのオプションが付いている商品があります。

網焼き付き

網焼き付きであれば、グリルを兼用できます。オプション品であれば不安定になったりすることはなく、バーベキューなどの焼き物ができます。

五徳付き

五徳付きであれば、鍋やダッチオーブンを使った料理ができます。ただし、ダッチオーブンを使う場合は耐荷重を確認しておきましょう。ダッチオーブンは10kg以上のものもありますので、耐荷重の不足で破損しないように気をつけましょう。

出典 スノーピーク

浅型焚き火台の選び方

焚き火台全般における選び方、確認すべきポイントを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

上記に加え、浅型焚き火台ならではの選ぶポイントとして台座の高さになります。

台座の高さ

浅型焚き火台を選ぶ場合は台座の高さを確認しましょう。

浅型焚き火台は燃焼場所が低いものが多くロースタイルに向いています。ロースタイルの一般的なイスの高さは約30cm以下、テーブルは約40cm以下です。

焚き火台の高さは直火に近いものから、40cm以下であれば薪の組み替えや料理がしやすくなります。台座が低いと焚き火の暖かさを感じやすく、ゆったりしたキャンプを楽しむことができます。

ハイスタイル(スタンダードスタイル)であれば、焚き火台の高さが約30cm以上のものを選びましょう。ハイスタイルはイスの高さが約40cm前後、テーブルの高さが約70cm前後です。

椅子の座面に対して台座が低すぎたり高すぎたりすると、薪を組み替える際に立ち上がって乗り出す必要があり不便です。

出典 コールマン

おすすめの浅型焚き火台6選

浅型焚き火台は燃焼場所が浅く台の面積が比較的広いため、薪がくべやすくいのが大きな特徴です。そのため薪の燃える様子が見やすく炎の鑑賞に適しています。

キャンプの1番の楽しみは焚き火という方は多くいます。ゆらゆら燃え上がる炎を鑑賞することで日常を忘れ安らぎの時間を過ごすことができます。

浅型焚き火と言っても各アウトドアメーカーでさまざまなモデルが販売されています。炎の鑑賞に特化しているだけでなく、オプション品を使用することでグリルと兼用できる商品も多く展開されています。

初心者向けのモデルから一風変わったモデルまで幅広く販売されているため、どれを購入すれば良いのか迷ってしまいますよね。そこで数多くある焚き火台の中からおすすめの焚き火台をご紹介します。

初心者におすすめ!シンプルで簡単設置「コールマン ファイアーディスク」

おすすめポイント

  • 5秒で設営、簡単撤収
  • 軽量で持ち運びが楽
  • 使用後の手入れが楽

ファイアーディスクは3本の足を立てるだけと、とても簡単。5秒もあれば焚き火の準備が完了します。準備に手間がかかる初心者やすぐに焚き火を始めたい方におすすめです。

ノーマルサイズで重量が1.6kgと他の焚き火台と比較しても軽量です。そのため子どもや女性でも持ち運びができます。またステンレス製なのでサビに強く、水洗いが可能なので手入れがとても簡単です。

デメリットは燃焼場所が浅型焚き火台の中でも浅い分類になるため、火の粉が周囲に飛びやすいこと。網焼きが付属していますが、大きい薪を使用すると網を設置できず調理ができません。

「ファイアーディスク」の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

ステップアップにおすすめ「キャプテンスタッグ ラウンドファイアピット」

おすすめポイント

  • 網付きでグリルと兼用できる
  • 火の粉の飛びを抑えるメッシュフード付き
  • 足を出すだけの簡単設置

ラウンドファイアピットは面積が大きく、網付きでグリルと兼用できます。4〜5人程度のファミリーキャンプであれば、焚き火から料理までこの1台でまかなえます。焚き火だけでなく、料理にも挑戦していきたい方におすすめです。

また浅型焚き火台のデメリットである、火の粉の飛びを抑えることができるメッシュフード付きです。火の粉が気になる方にはおすすめです。

設置は下部の折りたたみ式の足を4本出すだけで設置・撤収が簡単にできます。

デメリットは、台座の面積が広いため収納サイズが大きく感じます。

「ラウンドファイアピット」の大きさ、焚き火の様子などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

収納性が抜群!コンパクトでおしゃれな「ムラコ サテライトファイアーベース」

おすすめポイント

  • 収納性が良く、軽量で持ち運びしやすい
  • 焚き火後の撤収が簡単
  • シンプルでおしゃれ

棒状のフレームを展開し、その上にメッシュを載せて使用する焚き火台です。フレームにメッシュを巻き専用のケースに収納すると、直径がわずか約7cmと携帯性に優れ軽量です。

メッシュは隙間があるため灰や燃えかすが落ちて掃除が大変と思われがちですが、メッシュの目が細かく落ちることはありません。使い終わった後はメッシュを外して灰や燃えかすを捨てるだけで、撤収が簡単です。

そのスタイリッシュな見た目と、フレームのシンプルなロゴがおしゃれです。

「サテライトファイアーベース」の大きさ、使い勝手、収納性などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

直火を体験「槇塚鉄工所 タキビズム リアルファイアースタンドジカビ」

おすすめポイント

  • ほぼ直火を体験できる
  • 洗練されたシンプルデザイン
  • 専用のフタでテーブルとして使用

その名のとおり、ほぼ直火を体験できる焚き火台です。直火に近い位置から「暖を取る」ことで足元から温まる心地よさを感じることができます。

武骨ながらもシンプルで美しいデザインが特徴です。

また、別売りの専用のフタを使用すればテーブルとしても使用できます。このような斬新な使用方法がある焚き火台はあまりありません。

「リアルファイアースタンドジカビ」の大きさ、使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

映え間違いなし、いろりを体験⁉「テンマクデザイン いろり炉「Bon火」」

おすすめポイント

  • 目を引く斬新なデザイン
  • キャンプでいろりを体験できる

いろり炉「Bon火」はその見た目通り、いろりを再現した焚き火台です。他にはないデザインでキャンプ場で使用すれば周囲の人の注目を集めることができます。

下部の木箱に収納できるため、収納時の見た目も抜群です。普通の焚き火台と一風変わった焚き火体験ができます。

他の人とは違った焚き火を使用したい方におすすめの商品です。

いろり炉「Bon火」の大きさ、組み立て方法などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

最強の浅型焚き火台「ベアボーンズ カウボーイ ファイヤーピットグリル」

おすすめポイント

  • 武骨で重厚感のあるボディ
  • 焚き火から料理まで最大現に使用できる
  • 豊富なオプション

カウボーイ ファイヤーピットグリルは、目を引く武骨で重厚感のあるブラックのボディで炎の鑑賞から料理まで幅広く使える焚き火台です。

専用のポールとグリル網が付属しています。その付属品で高さを変えることで弱火から強火まで調整が可能です。そのため、さまざまな調理方法により料理が楽しめます。他にも別売りオプションでサイドテーブルがあり、焚き火や調理に使用するキャンプギアを置くことで快適に使用できます。

見た目が格好良く、焚き火はもちろん幅広い料理もできるため、自慢のキャンプ道具になるでしょう。デメリットは見た目どおり13.6kgとかなり重量があります。設置する場所はあらかじめ決めておき、設営後の移動は避けましょう。

「ベアボーンズ カウボーイ ファイヤーピットグリル」の大きさ、付属品使い勝手などはこちらの動画がわかりやすかったので参考にしてください。

浅型焚き火台最新人気ランキング

浅型焚き火台の人気はどのようになっているのか。楽天の焚き火台ランキングを元にTOP10を調査しました。

順位 メーカー名 商品名 重さ 素材 耐荷重 幅・直径 価格
1位 コールマン ファイアーディスク 1.6kg ステンレス 30kg 45cm 4,730円
2位 TokyoCamp 焚き火台 985g ステンレス 10kg 40cm 4,980円
3位 ユニフレーム ファイアグリル 2.7kg ステンレス 20kg 43cm 7,500円
4位 BUNDOK 焚き火台 LOTUS 1.0kg ステンレス - 37cm 3,990円
5位 Soomloom アウトドア用折り畳み式バーベキューコンロ 2.8kg ステンレス - 32cm 2,590円
6位 CAMP GREEB 焚き火台 4.5kg ステンレス - 42cm 6,980円
7位 South Light 焚き火台 3.9kg ステンレス - 30cm 5,380円
8位 EVOKE 焚き火台 2.7kg ステンレス - 43cm 4,580円
9位 槇塚鉄工所 タキビズム リアルファイアースタンドジカビ 2.0kg ステンレス - 50cm 33,000円
10位 HUGEL 焚き火台 2.7kg ステンレス 20kg 43cm 6,800円

2022年10月24日~10月30日の期間を対象として楽天が2022年11月2日に公表した焚き火台ランキング(売上や取り扱い店舗数などから楽天独自ランキング)を元に、

  • 浅型焚き火台を対象として抽出
  • 紛れ込んでいる風防板などは除外
  • ノーブランド、ショップブランドを除外
  • 同一商品の販売店違い、色違い、サイズ違い、オプション違いを除外(最上位のみ掲載)

を行った。また商品情報が不足時はメーカー公式サイトやネットに公開されている取扱説明書の情報を元に追記した。

TOP10は全てステンレスの商品となりました。耐久性とメンテナンスのしやすさに関心が高いようです。その中でもコールマンファイアーディスクはいろいろなショップで上位を獲得しており人気の高さが伺えました。

1位:コールマン ファイアーディスク

2位:TokyoCamp 焚き火台

3位:ユニフレーム ファイアグリル

4位:BUNDOK 焚き火台 LOTUS

5位:Soomloom アウトドア用折り畳み式バーベキューコンロ

6位:CAMP GREEB 焚き火台

7位:South Light 焚き火台

8位:EVOKE 焚き火台

9位:槇塚鉄工所 タキビズム リアルファイアースタンドジカビ

10位:HUGEL 焚き火台

まとめ

今回は焚き火台の中でも浅型焚き火を紹介しました。浅型焚き火台と言っても各アウトドアメーカーから初心者向けからおしゃれでデザイン性のある焚き火など、さまざまな商品が展開されています。

悩みながらいろいろなキャンプギアを探していくのもキャンプの醍醐味(だいごみ)の1つです。お気に入りの焚き火台を見つけてキャンプ場で、焚き火を存分に楽しみましょう。

大自然の中では日常と違ったゆったりとした時間を過ごすことができます。焚き火の炎には「1/fゆらぎ」という効果があると言われています。(参考記事:焚火でリラックスする科学的理由)ゆらゆら燃え上がる炎を鑑賞することで、日常を忘れ癒やされてみてはいかがでしょうか。

炎のリラックス効果もあり、焚き火を囲みながら会話をするとコミュニケーションも弾み、普段はできなかった話や込み入った話もできます。

料理やお酒を持ってお気に入りの焚き火を囲み、家族や仲間とワイワイしながら楽しい時間を過ごしてみませんか。

監修者コメント
タニヤオミ

タニ ヤオミ

さまざまな種類のある焚き火台の中で、浅型焚き火台の魅力は取り扱いのしやすさです。焚き火で暖をとったり調理をする場合も火加減を調節する必要があります。火ばさみが届きやすい浅型はその面ではとても便利です。

焼き芋や焼きリンゴなど、焚き火の中に投入する料理がしやすいのも浅型ならではです。また浅型タイプは片付け時も灰が捨てやすく、私が持っている焚き火台もメインで一番使うことが多いです。

デメリットは風に弱いこと。火の粉が飛びやすく、ときどきテントやイスなどに穴が開いたり、地面を傷つけてしまうことも。風防(焚き火台のまわりに立てる風よけ)や焚き火シート(焚き火台の下に敷く難燃性のシート)を一緒に使うと安全です。